Left Eye had a

uizcatchthebeat2007-08-26

怒涛の三連荘後は
更新開いちゃったなあ。
近年無いくらい
立ちっぱだったので
気づかないうちwに
土踏まずの横辺りが
内出血してるとかの
身体の衰えっぷりを
露呈しつつ
まあなんとかやってます。
足の負担を抑えるために
走り込みを控えて
ジムはウェイトとプールに切り替えたり。
プールとか何年かぶりに入った。
キモチEEEEE。


既に見た人も多いでしょう、
VH1のドキュメンタリー、
Last Days of Lisa"Left Eye" Lopez
先週MTV Japanでも放送されたので
改めて字幕つきでじっくり見た。
俺ももちろんTLC大好きだったが
90年代に青春を送ったR&B好き、
特にその頃10代だった、
ダンスやってたり
USのblack youth cultureに入れ込んでた女子にとって
TLCは特別な存在なんぢゃないかな。



彼氏とも仕事仲間とも適切な距離が取れず
破滅的な行動を繰り返してた、
その彼女が様々な困難と挫折を経ながら
自律/立を模索する中で
自然や形而上的な思考に傾倒していく、
て書くと
ありがちな
メンヘル→勘違いスピリチュアル」なストーリーみたいで
陳腐になっちゃうから嫌なんだが。


映像は
時報道として伝えられていた
「少年を事故死させ自らも事故死する」
彼女の最後の瞬間まで捉えてて
そこから何を感じるかは
視聴した各々に委ねられている。


人生て気力体力運共に絶頂!の瞬間に終われば良いのかもだけど
そんなことは有り得なくて
誰もが「その後」を歩み続けなきゃならん。
TLCのキャリアでたくさんの良い作品を残してくれたヒト、が
俺にとってのLeft Eyeだけど
「その後」を生きようとした彼女から
目をそらしちゃあイケナイような気もした。


Left Eyeというヒトを
改めて深く理解できた気がした、つー感想を持った一方で
個人的には
生と死の「地続き感」、
さっきまで生きていて、
先々のヴィジョンも持っていた人間が
一秒後に消え去る、という圧倒的な事実の大きさに
しばらく画面の前でぼんやりしてしまった。


編集によって
彼女が死を予見してたような発言が配置されてるけど
(その意味で2Pac"Ressurection"に似てた)
これは残された側の観念の投影に見えた。
千の風云々、ぢゃないが
愛すべき人物が、現世に過大に思い残しがあった、
と考えるよりは
死も覚悟してた、と
(我々が)思いたいだけ、なんぢゃないかな。


俺は常にものすごく思い残し感満載、
やり遂げてない感が過剰なので、
心底死が怖い。
死に切れない。
夏の終わりに
Left Eyeの不在が
教えてくれたものは
人生を大切に、とゆー
凡庸だが肝要なことなのでした。


このドキュメント自体を張るのは
忍びない感があるので
未見で興味あるヒトだけ
上記のリンクとか動画サイトで見てください。
代わりにGameのコレを。



Aaliyahも昨日で6周忌。