そしてまた歌いだす

ご無沙汰。
お元気ですか。
放置ののちの更新がこんな内容になるとは思ってもみなかった。
mixiも放置、twitterは頻繁に使っていますが、
思いのほか周囲に使わない人も多く
(電話がまるでダメだった中、
今回の件でほとんど落ちなかったtwitterは現状相当便利。
是非、始めてね
ここでしか動静を知らない、という人もいたので
一更新だけ。


俺@横浜は当日に恐怖を味わって帰宅に難儀した以外は
特に問題ありません。
棚からレコードやCDは崩れ落ちましたが一日で片付く程度。
しょっちゅう来る軽めの余震でイラッときたりフラッとしたりで
先の見えにくい微妙な緊張感
(今朝も携帯の緊急地震速報で起きた...
初動にはやむを得ないがアレ、嫌な音だねえ)や
深刻な被災者を思うと気持ちは晴れないわけですが。


というわけで、
このエントリー提案:関東在住の人の12日、13日の過ごし方
共感しつつ、
ヤシマ作戦に従事しながら、家でおとなしく過ごしてます。




twitterでもリンク張りましたが、
子どもに関わる親、教師、それ以外にも
すべての大人に知っといて欲しい知識と対応、
ここでも再掲しときます(リンク先PDF)。


トラウマ・急性ストレス反応・PTSDに関するハンドブック【災害を体験した子どもたち】




もちろん大人だって辛いわけで。
ただ、弱い人から順番。
力を残してる人や強い人はその力をどうやって使えるか、
各々考えたらいいと思うんだ。
俺ももともと上品な人間じゃないから
早いことくだらないことでゲラゲラ笑える日常に戻ることを
強く願うものですが
今はネガティブな話やヘイトスピーチ、斜に構えた態度は控えたい。
ただ、こういうときに乗じて大声で主張したり、
自己陶酔してるヤカラには注意、な。


では、皆様に平穏な日々が一日も早く戻りますよう、お祈り...
あ、昨日のタマフルで引用されてたな。


ガッツ「祈るな!! 祈れば手が塞がる!」(ベルセルク


神頼みぢゃなくて、この手で取り戻してやりましょうぞ。
\人間ナメんな!/







追記:良い曲はお手元に

baby,thank you so much

2010年も終わりです。
TVはガキ使中。


あんまりこういうところで
書くべきことか分からないが
アカウント残して維持費も払ってるから構わんか。
今年は私
健康問題が勃発しまして
来年はなかなかシリアスなことになるやも知れません。
まあ今日明日どうという話じゃないので
過剰なご心配はおかけしたくないのですが
体調が安定して良いときと調子が悪いときがあり
仕事も遊びもいつ何時でもベストを尽くせる、
というわけにはいかない状態です。
なので
気を遣われ過ぎちゃうと困るが
義理を欠くこともあるやも知れず
それは先にお詫びしておきます。
スマヌ。


病床で新年を迎える方も少なくない中、
甘えたことは言っちょれんのでぼちぼちやってく所存。
そして
健康も命も有限、
今やりたいことやれることは何でもやっとけ!と
不健康なオッサンはアドバイスしておくよ。


久々の更新がこんな不景気な内容でサーセン
元気なときは殊勝さの微塵もなく
悪態や下ネタや小言ばかりtweetしてるから
変わらぬご厚情の程を。
来年はオレと皆様にとって少しでも良い年になりますように。


保守

uizcatchthebeat2010-05-30



3ヶ月放置になる前に。


なかなか
tweetとblogの
脳内住み分けが出来ず。
こちらの
過去の恥ずかしい記事込みで
今の自分への戒めとして
置いておきたい気持ちもあり。
つまりは、ここは辞めないけど
日々のtweet以上に書くことないんだよね。
でもtwilog見ると
自分だけ分かってりゃあイイことが多くなりがち、で
それだけでもどうかなあ、とか
いや元々ここだって大差ないじゃんとかいろいろ。
ま、そのうち何か見つけると思います。


というわけでとりあえず


http://twitter.com/ctbfrom045
フォロー、リムーヴ喜んで。

歴史的資料、歴史を超えるの巻

uizcatchthebeat2010-03-21



twitter早漏が故に
3ヶ月放置。
まあ世のブロガー(えっ)の
多くが
そんなもんでしょが
お題が出来たので
ちょいと更新。
ブラスト公論」増補新装版
発売されましたよっと。



元版発売時には教科書とまで言い切った私ですので
迷わず購入。
どぐされ文具野郎によるタイプ分けB
「どうせ表紙変えただけなんでしょ?」→「違います」のとおり
オリジナルを全て収録(若干の校正のみ、敢えての追記はなし)した上に
「同窓会2010」11p+「3枚のカード最新報告」2p(ここまでカラー)、
特別付録「ブラスト公論のできるまで」2.5p
+「公論メンバーのファッションチェック(仮)」(失敗公論)0.5p追加。
クルー紹介、奥付のコメントも更新。
オビの推薦文が5人(シンコ、ダースレイダー荏開津広細田守白川貴善)から
細田氏だけになっちゃったのは少しサミシイものの
これでお値段据え置き1500円、
オクや尼のコレクターズ値段に手を出してしまった方にはお気の毒というしかない。
オリジナルを楽しめた人は上記理由で損なし、
初めて読む方には問答無用でオススメです、と。


オリジナルから4年経ってのクルー自身の変化は
本編に描かれてるとおり(郷原!)として
読者層の変化はどうだろう。
おそらく一番大きいのは掲載誌であったBLASTの休刊
(連載はその前、04年に終了済み)及び
タマフルの開始と成功。
BLAST買うと毎月最初に読んでた、という人は周りにもたくさんいたが
Hip Hop専門誌の中ゆえのほつれ、
毎月続いてるが故のゆるゆると持続するグルーヴ感、は
本誌が存在しなくなったことで
記憶的にもだいぶ共有されにくくなっているのでは、と。
但しコレは初見の方でも順に読み進めていけば
自然とクルーに巻き込まれると思われ心配は不要か。
その意味では時系列順に
(p.26第1回アウトテイク→p.121
→p.20同窓会2006前編→p.122後編→p.3同窓会2010)と
読み進めるのが望ましいのでは
(大きなお世話・・・でも、そのぶん2010がより衝撃的なハズ!)。


タマフルの影響としては
宇多丸&古川のベシャリ、ノリが
脳内再生されやすくなってることが挙げられるかと。
熱心なリスナーならR&B馬鹿リリックでの高橋ヨシ氏のベシャリも。
宇多さん以外は声すら分からず正体もイマイチ不明で
文字ヅラでキャラが明らかになるから面白い、
という感覚は殺がれるかもだが
まあ面白さの本質にはあまり無関係かな。
個人的にはそれ以外の声でいうと
「bordermadeで接客を受けてたけど
たぶん笑顔の裏でイヒヒイヒヒ思ってやがったんだろっ!」
ていう憤懣もあるがそれはそれで良い思い出です(片笑顔)。


さて、古参読者ならではのめんどくさい検証しときます。
連載で掲載されながら単行本未収録となったのはp.16にあるとおり計7回。
連載前の2000年4月号には古きゃんによる連載意図が1p載ってる。
「1、2回目は真面目な話をしてるのでボツ」(p.29)とあるが
確かに1回目2000年5月号は公論とは何か(「考えろよ!」)、
2000年6月号は「メディア問題物件」で、
連載の立ち居地を表明しながらの助走感が強く
その後に発せられるボンクラ濃度が低め、カットは適切な判断かと。
2000年11月号はグラフティ
(エアロゾールアートの呼称を主張してた
STAK&NUMATA氏、お元気ですか)と
ヴァンダリズム話で
当時から内容に物議を醸したと記憶してるし、
10年を経てそのまま掲載するには確かに不向きかと。
2001年11月号は911直後にテロやアメリカ的グローバリズムについての話、
これも即時性ゆえの表現とも言えるし、
その後の世界動静抜きで今読ませるのは・・・
という意味でカットなのでしょう。
2003年12月号は「公論ギャングがお届けする推薦図書5冊」で
現在のタマフル特集の雛形とも言える内容、ではあります。
まあシンコーが出す本の中で他出版社の本を推薦とかの
狂った話もないだろうしね、ということか。
2004年8月号は瀬戸内寂聴の人生相談本をネタに、
クルーが相談に挑んでスキル試し&答え合わせという企画。
コレも上記同様か。
そして早速の新装版初版の誤植を指摘するよ。
公論の最終回であり未収録「Ultimate Love Songの巻」は
2004年11月号ではなく10月号


(2010年5月追記:
第二版で修正済み。
古川氏からtwitter上で直接謝意を頂戴しました。
しかしtwitterで即座にやり取りとか・・・時代だねぇ。
というわけで、初版はレアwなのでdigって下さい。
で、書店の平積みが減らないのがちょっと寂しいので
未だ買ってない人は買いなよ、間違いないんだから)


11月号には「公論R連載終了のお知らせ」が掲載。
「Ultimate〜の巻」掲載の前頁に
当時の平沢郁子編集長による
「日本の現ヒップホップ・シーンに<ビーフ>は成立するか」なる一文が掲載され
クルーは次号も再反論の形でこの話題を続ける予定が
編集側よりそれを断られるという事態になり
結果これ以上の連載は互いにとって難しいということで
尻切れ的に連載が終わるわけです。


当時もこの件に関しては議論を呼んだものの
それでもHip Hopの論壇だとか、
送り手と受け手が同等のカンファレンスの場なんて(今でも)無いし
まあ我々はこの稀代のオモシロへの喪失感に苛まれるのみ。
TwitterやUSTのある今ならどうだろう、不買運動とか起きたりするのかな。
後のソースジャパンとSEEDAの一件を考えれば
資本メディアが抱える問題て本質的に変わらないのかも知れないけど。


おっと話がぶれた。
ともかくこのスタイルのオモシロは他で出合った事が無い。
多くの人の目に触れることになるのはファンとして嬉しい限り。
ただ、4年前も書いたようにココで展開されてる価値観やノリが
世の中に蔓延するのが果たして良きことなのか、と考えると・・・




さて、どうだろう。

Indomitable

uizcatchthebeat2009-12-31



年末恒例、
本、CD、
レコード、DVDの
堆い山を前に嘆息。
山を崩すそばから
それらを見返したり
聞き返したり。
当然片付くわけがない。
Marcia Griffithsなう。


今年もいろいろありました。
去年より進歩してる感じがまるでないが
退歩してる感じもないので
たぶん大丈夫。


TwitterのせいでBlog更新意欲低下問題は
多くの方が感じているのでしょけれども。
なんか言いたいとか、
記録しときたいという初期衝動が
即時に解消されてしまえば
煮詰めて考えることが減るのも止むなしか。
それは何となく危険な気もするので
両方上手い具合に使い分けたい、とは思うのです。
リアルタイム更新から自由になったぶん
外伝は
経験を咀嚼してから書いてみたり
過去記事の追記や編集をしたりしていけたらいいな。
とりあえず正月中に09年分は10日ほど
書き足す予定。


というわけで、
今年愛情友情ご厚情を頂戴した皆様に
最大級の感謝を申し上げます。
皆様にとって来年が良い年でありますよう。
定型文みたいでも本音だよ。
それ以外の皆様は・・・
どうとでもな〜れ☆

文字と声

uizcatchthebeat2009-10-24



タマフル
R&B馬鹿リリック特集
12)。
期待が高まりすぎたが故か
正直そこまで笑えなかった・・
いや、もちろん楽しめたし
今後も定期的に続けて
欲しいんですけれども。
ヨシ氏の声も
聞きたいしね。


中でも触れてたように
この企画のルーツは
今は無きblast誌2001年4月号の記事
"STUPID FRESH!R&B EDITION R&B馬鹿リリック大行進!"。
古川&高橋と川口真紀による対談形式。
この機会に倉庫から引っ張り出してきたよ。
思えば公論もそうだけど
FRONT〜blastの対談記事って
(笑)とかwww草(当時は無かったか)の類を使わず
(敢えてそうしてた、とのこと)
「・・・」とか行間、掛け合いで読ませるスタイルで
それがツボだったんだなあ、と改めて。


番組でも一曲目に紹介した
"Music is Power/Dwayne Wiggins"

アイズ・ネヴァー・ライ

アイズ・ネヴァー・ライ

が、記事でも最初に登場。
他にもSisqo"Incomplete"

Blackstreet"Booti Call"

Boyz ii Men"Thank You In Advance"
が取り上げられてます。
今回のラヂヲ特集にあたって
この記事が参照された経緯から
事前リサーチ強迫症の宇多さんが読み返していないはずもない・・
と思っちゃうと、
まるで初見初聴、かのように反応するのは
あれ?って感じがしないでもない・・
まあオレも8年前の雑誌記事の中身まで覚えてなかったしね・・
お互い年を取ったってことかw
そんなの大半のリスナーは知ったこっちゃないし。


このblastの特集は2006年6月号で第二回が掲載
(先の三人+編集佐藤)。
ここでは
Tweet"Sexual Healing(Oops Pt.2)"が既出。



残念ながらblast廃刊によって
第三回の可能性が絶たれてしまいました。
残念。
今、紙メディアでコレをやろうと思っても
場所がない(bmrには出来ねえだろw)し、
blogならアリかもだが
やっぱりこのボンクラ&サークルノリな空気感は
この雑誌内だからこそ成立してた、のでありましょう。


今回のタマフルで惜しかったのは
小島女史が録音だったこと、
ふるきゃんとヨシ氏&師匠の面白がりポイントが
微妙にズレたりしてたとこ。
普段R&B全く聞かないというふるきゃんと
仕事にしてるヨシ氏、
英詞にも関心があって文化差も含めて楽しもうとしてる宇多さん。
この辺は何度かやってくうちに修正されてくのかも、だけど。


番組にメールでも送れや糞が、
というご意見を生暖かく聞き流しつつ。
個人的収穫を挙げるなら
R&Bにどっぷりで耳慣れてる者には
性描写のしつこさや
男の過剰なセルフボーストに
感覚が麻痺してる面はあるなあ、と思ったです。
「え、それって毎度のことじゃん」て感性が
全ての音楽歌詞からするとイカレたことなのかもしんないw
「メロディやアレンジが美麗だから
歌詞も美しいに違いない・・ス・テ・キ」止まりの
B-OL的浅はかさを嘲う、
という方向だけでなく、
どうせロクなこと歌ってねーしwと
鼻から思ってるR&Bリスナーがもう一歩深めて
歌詞世界を堪能して面白がる、
可能性もあるんぢゃないか、つー。
"Uranus,anus"のくだりとかね、
聞き流しちゃってたもんなあ。



あと、
R&BチャートとPopsチャートでの温度差が
メジャーの中での蛸壺、
US全体と内包される多文化、について
考えさせられたよ。
youtubeのコメ欄も参考になるけど
やっぱり前回書いたとおり
USでの一般人感覚と
R&Bリスナーの感覚に精通した米人の意見を聞くべき。
日本での受け入れられ方や文化差、
引いては和モノR&B歌詞の可能性まで
まだまだ考えられることがあるはず。


ともあれ
R&Bをめぐるヨタ話だけで一時間ラジオが出来る、とか
どこでも在り得ない時代、
タマフルには今後ともよろしくお願いしたいのです。
ですったら。


「常に上から目線」



「キミがそこまで言うならね〜」



「ヨッ!師匠!!」



「僕が発明しました」



「やべ!ちょっと買ってくる!」





「コーリーくん」の近況をご存知の方はご一報を。

備忘録

uizcatchthebeat2009-10-18



昨日のさいたまー、の件は
いずれきちんと
更新するとして。


17-18日分タマフル
キモメガネの放送後記が
相変わらず遅いので
自分の買い物リスト用に
3人が挙げてた推薦図書を。
ウシジマ以外は未読だなー。


フロム・ヘル 上

フロム・ヘル 上



フロム・ヘル 下

フロム・ヘル 下



闇金ウシジマくん 16 (ビッグコミックス)

闇金ウシジマくん 16 (ビッグコミックス)



中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる

中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる



音楽と漫画

音楽と漫画



文房具の足し算 (趣味しゅみ画報)

文房具の足し算 (趣味しゅみ画報)



サッカー戦術クロニクルII

サッカー戦術クロニクルII





そしてコレ。






確かに聞きようによっちゃあ
頭のおかしいこと言ってるw
と、同時に思うのは
訳詞のニュアンスと
African Americanの受け止め方のニュアンスて
確実に違うんだろうなあとも思う。
師匠と一緒に爆笑はしちゃうんだけど
米人が「ん?何でそれが可笑しいの?
ニホンジン、ワカラナイデース」と思ってるとしたら
そここそが突っ込んで考察したいところ。
来週の公論クルー5分の3に加えて、
日米の両文化に精通した米人も入れたほうが
ホントにフェアで啓蒙的になる、とは思う。
まあ、まずは笑えること必至、
普段AM聞かないR&Bラヴァも(こそ)是非。
2001年のblastを倉庫から引っ張り出さなきゃか。