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uizcatchthebeat2009-06-27



あれから2年。
待ちかねた、
とはいえ
混んでる劇場は苦手。
なので
来週くらいに、と
思っていたのだが
natalieのヤロウが昼に
このニュースを流しやがったのを
目にしてしまい。


主題歌は宇多田続投、
は公式情報として出てたが
それが新曲なのか何なのかは非公表。
なので、うわああああ、見ちゃったああああああ的な。


氷川サンも言ってたけど
今回のカラーの徹底した情報管理に敬意を表するとともに
そーゆー楽しみ方が推奨されてるのだから
ネタバレに触れることを絶対に避けて
公表されてること以外はゼロ、の状態で臨みたい、
と思ってたわけです。
でも、本日初回上映以降、
一般の手に委ねられたら
それはもう自己責任。
エヴァ板はもってのほかにしろ
まあ2ch見なきゃいいかな、くらいに思ってたけど
natalieだってこれくらいのことがあるわけだから
もう回線切ってネットは見ない、
外出時も耳栓して過ごすwぐらいの生活をするしかない。
で、その自信は無い、と思って
予定を変更して急遽夕方の上映に駆けつけたですよ。




結論。
俺、英断!情報ナシで見られて大幸福。


パチでもゲームでもそれこそ同人でも。
「新作」は無数にあったけれども
それらはあくまで二次創作。
EOEから12年、
本家が生んだ完全新作を
こんな興奮と共に迎えられるとは。
長生きはするもんだw




俺のようにゼロの状態で観たいヒトのため、
てか
ゼロで観ること是非推奨の一人として、
可能性は低くてもネットに掲げる以上
今日の時点ではネタバレは控えたい。
それでも、
先入観抜きで観たい人は以下の戯言もスルーしといてくださり。






12年を経ての変化は
庵野自身の変化、でもあるだろうし
宮台センセが言うような時代の変化を反映したものでもある、のでしょう。
12年をEOEの精神状態で過ごしてきた人間ならともかくw
それぞれが自らの生をサヴァイブしてきているわけで
当時の描写、当時のキャラに立ち向かうが如き内容に
勇気付けられないわけがない。
当時の「あの台詞」のあとに
「来い!」と続いた日にはね・・・
そりゃあおっさんも涙腺うるうるですよw


そうした当時からのファンと共に
現代の若い(それこそ14歳の)コに訴求するであろう、とも思うです。
一部、「これなら普通の萌えや熱血じゃん」という意見があるが
そうとしか観られないならもういいよ、
一生ぐるぐるセカイ系の中で自我撞着起こしてろ、と言いたいが。


いやいや、
あの新キャラの在りようは見逃せないぢゃないか。
乗ること自体の葛藤は皆無、
大人の都合に翻弄される、ぢゃなく
子どもの都合で大人を利用する、
「自分探し」やACのキーワードとは無縁な、
生への動機づけが根本的に違う存在。
まあまだ未完だから
もしかしたら
そこはそんな単純な反転構造ではないにしろ
あそこには
ネット大衆化以降の
情報へのアクセスが旧世代より確実に優越して育つ、
よりリアリスティックな
イマドキの子どもたちが投影されてる、気がした。




旧ファンと新ファンを満足させる、
という難題を
軽々とクリアしたあと
このあとどうなっちゃうの?
と逆に心配だったりするが
12年目のご褒美がコレなら
「Q」も納得行くまで時間かけてください、
と言いたいです。
ですったら。