Since I Found You

uizcatchthebeat2008-12-13



第一印象が「ともだち」ぽくて
ずっとそう見えちゃうんだが。
2000XL君。


9年ぶり「なのに」か、
「だからこそ」なのか。
アルバムに結びつかなかった12吋や
Unreleasedながら
殆どのヒトが耳にしたであろう
"Kamaal the Abstract"等々で
「次の音」は少しづつ明らかにされてたわけで
ショックは薄いものの
ようやくまとまった正規の作品集として届くと感触は異なる。


んでもって、リリースから一ヶ月経て。
ぶっちゃけ、みんなまだ聞いてる?
結構、賛否両論ぢゃね?
「音楽」としてはスバラシイ、けど
9年前にファンだったヒト、にしてみると
入れ込めないって声も聞くよ。
何をやっても唯一無比の楽器の如き
Tipの声さえあればイイ、て
極端なこと言うヤツもいたけどな。
まあこれだけ才能あるヒトが
いつまで経っても
ATCQ'09、や、Amplified pt.2、だったりしても嫌だよね。


オレは・・・うん、年末の大量リリースの中では
まあまあ聞いてるほうかな。
次までさらに9年、なんて止めて欲しいが
長く聞けそうな気がしてる。
どれか一曲となると
唯一Tip作でない、Dilla作"Move"なんだけどww
Rock with youなPVも込みで。


Hip Hopはキッズ・ミュージックか、
ユースカルチャーの一部か。
(自主的にも結果的にも)
一線を退いたオールドスクーラーは別にして
現役のHip Hopアーティストが
30代後半〜40代になるという、
我々が始めて迎える世界。
ラウンジ的なものではない、
意味ある「大人のHip Hop」は可能か、という問い。
対訳を読みつつ
今作はひとつの回答かな、と思うです。


でもなー、一方で
3年前のサマソニで観たときとか
ATCQ再結成の映像とか見ると
こーゆー落ち着いたんぢゃなしに
もっとはっちゃけたのもやれるんぢゃねの、
との思いも残る。
Honoluluライブとか

相変わらず激しいw


既にたくさん紹介されてるけど
ベガスのHouse Of Bluesのソロステージに
Prince乱入映像。



Princeが音探しながら
短い間に把握して
往年のファンクギターをちょろんと聞かせて
とっとと去ってくとこがイイよね。
Tip、録音物とは別のアプローチで
ド熱いライブ盤とか出してくんねえかなー。


ザ・ルネッサンス

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