音&恩&怨





Perfumeブダカンの音を聴いて
"Dream fighter"がPSY・S"レモンの勇気"を想起させる、
って思ってたら
全く同じこと書いてる方がいた。
やぱその成分が入ってるってことか。
PSY・Sはああした音に
ドスコイCHAKAさんのファンクネスを内包した強靭な声で
ケミストリーを生んでたわけだけど。
透明でいつつ凛とした力強さと
Perfumeの敢えての匿名性が
時代の差なのかと思うけど。
歌詞世界も含め
Perfumeが今カヴァーすれば
すごく良い出来になると思うんだが
中田センセどーなんすかそのへん。




CISCOは残念という他ないが
現場と経営首脳との意志疎通が無かったぽいのは
ちょっと悲しい。
マンハッタンはCD/DVDや服飾、
うまくポピュラーフィールドとリンクしながら
商品の提案をして生き延びてる(ように見える)が
そういう企業努力はどうだったのか、
もちろんアナログ終了、が一番大きな理由だろうが
資金運用面での失策って話も聞くし・・。
CISCOからリリースしてたアーティストへの打撃もあるだろう。
ともあれ
晩年のスタッフは存じ上げないが
過去に遡れば宇田川村の中で
俺印象では最も接客態度が良く
個人的な知り合いも多く
ホントによくしてもらった。
ありがとうございました。




小室は確かに本人の放蕩の結果もあるんだろうけど
表メディアの報道はそれに終始しやがって
音楽著作権ビジネスの矛盾とか
「ザ・芸能」との共生とか
コレとかコレとか
には全然ノータッチで萎える。


ところで日本でマグショットの報道って
どのレベルでOKなの?


かつて
「音楽家は音楽のことだけやってりゃあいいんだ、
金のことは任せとけ」ってな業界の体制に牙を向き
自らの権利を学びながら勝ち取ろうとした矢沢でさえ
詐欺に騙されるという現実。
アートという常人と仙人のキワキワの世界を生きる、
楽家って存在の価値を理解して、
好き放題させつつ
金や権利についてはしっかり守るパートナーがいないといけないのだろな。
もちろん詐欺の被害や返済のあての無い金を貸した人には
同情申し上げるが
これまで小室の周りで小金を啄ばんで
今や知らん顔してる無数の腐れ根性がいることも確かだろーに。


こんなン十億単位の話の比較にはならないが
利権が集まるとこにはハイエナや糞バエがたかるし
不要と見れば手のひら返していく
人間の醜悪さについては俺も痛いほど経験してる。
生涯のうちで、
それを超えたとこで結びつく関係をどれだけ持てたか、
てのがその人間の価値ぢゃないか・・・なんてな。


小室の音楽的価値、
旧態的、作詞・作曲家「先生」やバックバンドシステムの解体
〜現行のプロデューサーシステムの先駆、
ダンスミュージックの大衆化、
といった功績までを亡きものにしちゃいけない、
てか、出来るわけない。
タマフルの特集もチェックを。
放課後でも言ってるが
さんぴん周りの動きは
当時のavexマネー=小室の稼ぎ、に支えられてた事実からも
目を背けるべきぢゃないだろ、つー。
キミんちのCD棚に小室作品は一枚も無いのかい。


俺的小室フェイヴァリットは
「どっか本質を掴み損ねてる」
もしくは「自分流を組み込もうとした結果、やや歪んでる」
Hip HopやR&B解釈だったりする。
trfの"Happening Here"とか。
こんときは「底の浅さ」なんて書いたけど
今改めて聴くとDOSやTrue Kiss〜の「変な感じ」って唯一無比だわ。
サーセン


メロディで言えば
小室の手癖コードでほぼ同じ路線の、
TPD"Sanctuary"、
H Jungle with t"WOW WAR TONIGHT"、
trf"World Groove"は
どれもすごく好き。
販売の自粛とか愚の骨頂だが
黄金期の踏襲を目指すとかゆーGIRL NEXT DOOR辺りに
このメロで歌わせたらどーか。




消費者としては
馬鹿を承知で言っとくが
限りある可処分所得を音楽家に捧げてるわけで
レコード会社やカスラックの社員の
オマンマ代やキャバクラ代を負担したいわけぢゃ決して無いってこと。
いや、パッケージングや営業、
裏方の努力が無ければ
マスには届くものも届かない、てのは知ってるよ。
でもな、出来れば、なるだけ中間搾取部分を最小限にして
歌手やトラックメイカーに直接!
木戸銭を差し上げたいのです。
ですったら。