ませり。

uizcatchthebeat2008-08-03



コドモ時代に
大いなるインスピレーションを
与えてくれた二人の偉人、逝く。










赤塚先生作品では
レッツラゴンが一番好きだった。

レッツラ*ゴン (小学館文庫―赤塚不二夫名作選)

レッツラ*ゴン (小学館文庫―赤塚不二夫名作選)

バカボンから掘っていって辿りついたんだったと思う。
今読み返すと
徹底したインモラルな世界と
編集者や同業者へのえげつないディスwに溢れた
小学生には刺激の強すぎる内容。


ガロとか当然知らないし
実験的、前衛的、同人的な世界を知る
はるか以前だから
漫画っていうフォーマットの自由さ、
単なるギャグやストーリーだけぢゃない
エンターテイメント性を教えてくれた。
それがイヤぢゃなかったのは
扉絵とかで先生自身が結構反撃くらってたり
漫画家て仕事を自虐的に伝えたり
読者をからかったりしてることで
一緒に遊んでいる感覚を与えてくれたからなのカモ。




もう一人はHiram Bullock
誰?って方は、吉岡センセのとこへドゾ
オレも訃報を知らずに
RyuのDOUBLEツアーの裏話を期待して見てた
Catch the Dream(Ryuを見られるのは今ここだけ)で聞かされたのだけど。
近年はもっぱらFusion〜Jazzのヒトだったけど
つべにはSlyやBootyとのSessionも上がってた。
オレにとって印象深いのは70〜80年代のロック作品での仕事。
Sting"Nothing Like the Sun"
(ジミヘン"Little Wing"カヴァーでのソロ!)、
Steely Dan"Gaucho"、そしてなんつっても
Ryuも紹介してたBilly Joel"Stranger"の強力なリフ。
丁度30周年記念盤も出たことだし
才能を惜しみつつ音を噛み締めましょう。


ストレンジャー(30周年記念盤)(DVD付)

ストレンジャー(30周年記念盤)(DVD付)