俗・オマケの世界

uizcatchthebeat2008-08-02



昨日の続きー。


MY FAVORITE R&B SIDE-B


1.傳田真央's sellection :
ERIC BENET "Georgy Porgy"


TOTOのカヴァーである
この一見シンプルで
渋い雰囲気の曲ですが、
印象強く、フロアでイントロがかかった瞬間、
なんかワクワクしてしまう・・・
ちゃんとしっくりくる不思議な曲です。
サビもEとDの2つしか使ってないのに、
よく聴くときちんと計算された音域や
工夫がぎっしり詰まっていて、
シンプルな中に渋さと今っぽさがバランスよく調和した
ドープな一曲だと思います。







2.DJ HASEBE's sellection : SOUL II SOUL "Keep On Movin'"


今でもこの曲を聴くと、'88年、
高校生だったあの甘酸っぱい青春時代を思い出さずには入られません。
R&Bのビートでグランドビートを超えるものは、
2000年になった今も僕は出会えていません。
グランドビートのようなクセとグルーヴを持ったビートを、
是非作ってみたいです。







3.松尾潔's sellection : DEE DEE WILDE "Lap Of Luxury"


私はレコードを沢山持っています。
CDはさらに多く、いろんなライブ・パフォーマンスを観ています。
数えきれぬほどのアーティスト/プロデューサー/業界人にも会いました。
それら(そして彼ら)はみんなR&Bと深い関わりがあります。
何しろ'88年からこの世界に入りまして、
人生において必要なことはすべてR&Bから学んだので。
この曲を選んだ理由ですか?
強い酒、珍しい酒の後に飲みたくなるのは水しかないでしょう。
澄み切った、冷たい水。







4.TINA's sellection : MOKENSTEF "He's Mine"


特にドラマティックなメロディーというわけではなく、
シンプルさの中に半ば語りかけているようなヴォーカルが
余計に劇的で胸にグッとくる。
クールさの中に秘めた何かが、他の何よりも熱さを感じさせてくれるなぁ〜なんて、
改めて痛感したTinaでした(笑)。
LOVE♥CISCO!







5.今井了介's sellection :
KELLY PRICE "Friend Of Mine(Remix feat.R.Kelly & Ronald Isley)


決め手はやはり「ウタ」。
卓越した「ウタ」の表現力、
そしてR.KellyとRonald Isleyのエロさも手伝い、凄い完成度です。
日本もバラード楽曲のセールスが上がるくらいR&Bが浸透するといいな、
という願いも込めて。


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6.DOUBLE's sellection :
JANET JACKSON "Any Time,Any Place(R.Kelly Mix)"


たしか私が18,9の時、テレビのビルボードを紹介する番組で
この曲のプロモーション・ヴィデオが流れていて、
そこで観たジャネットが男性にイチゴを食べさせてもらっているシーンが
とても印象的だったのを憶えています。
その後、アルバムのCDを買ったのですが、
その中に私の好きなこのR.Kellyのミックスが入っていなかったのは、
ちょっとショックでしたね。







7.岩城ケンタロウ's sellection : D'ANGELO "Africa"


商業主義に流されすぎてイイ曲かどうかということより、
売れる売れない、クラブでかかるかからない、
ということばかりが先行されすぎてここ数年、
R&Bといわれるジャンルの音はほとんどまともに聴いていなかったのですが、
この曲を含めこのセカンド・アルバムは、
人間の歌物本来の重要な部分が沢山含まれていたので久々によく聴いています。
裏ジャケのFELA KUTIばりの飛び具合も最高。


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8.F.O.H.'s sellection : B.M.U. "U Will Know"


"U Will Know"。あれは木枯らしの吹く冷えた夜だった。
いつものようにレコ屋に出かけ、
この曲の入ったアルバム『JASON'S LYRIC』に出会った。
"We Are The World"の現代版とも言えるこの一曲。
あの時ふるえたこのオレのハート、どうぞあなたにも。
F.O.H.でした。







以上、17名による17曲、2000年春。
アーティストのその後の活動歴や現在を考えると
いろいろ複雑な感情が沸かないでもないが。
選ばれた曲はTIMELESS、
人の営みを超えて音楽て残り続けるよなあ。