Springroove 08@Tokyo Makuhari Messe(revised)

uizcatchthebeat2008-04-05

VIPから(ry


というわけでレポせねば、
なんだが
年度明け超多忙。


この項、
近日中に追記したりしなかったり。




それまで
なんも書かなかった一昨年
それなりに書いた昨年その続き
あたりを読んでくれたりしても
しなくてもいいかもしんまい。




おっしゃ。
ちょこっと書くか。


1年ぶりだと
横浜→幕張はえら遠いてことをすっかり忘れてた。
来日組はそろいもそろって「センキュー、トーキョー!」とか仰られるが
ド千葉だっつーの。
案の定渋滞にイラつきつつ
着いたら着いたで駐車場で待たされつつ。
結局会場入場は14時半。
Kevin Michael君は見れませんでしたとさ。
まあMABOROSHIがいきなり大会場をロックしてるとこからだったんで
気分はアガったけども。
"Work 2 Do"にはDABO&DELI,
ラス曲"Slow Down"の竹内氏の狂ったようなプレイが白眉。
大会場にはギターて合うよなやっぱ。


AFRA & INCREDIBLE BEATBOX BAND
オナジミの"Apache"ルーティンを聞きつつ会場散策。
こちらの会場図でお分かりの通り
今年は1&2ホール以外に
WORLD WIDE BAPE® HEADS SHOW 2008と名付けられた別ステージが。
行ったらHALCALIやってた。
んー、一時のQuick Japan的なオモロがられかたも無くなり
リリースも途絶えてるのよな。
なんか海外で評価、とかも耳にした気はするし
普段単独では絶対行かないだろ、てのを見られるのは
フェスならではの楽しみでもあるが。
正直ピクリとも来なかったぬーん。
まあここに出てたつーことは今後NIGOがなんかフックアップしてくれるの、カモ。


そのままスチャ見るつもりだったのだが
連れの要望でFIREBALL with JUNGLE ROOTSへ移動。
結構FB単独のファンも多かったみたく
タオル回転率もハンパなかった。
ステージはもちろんタイト。
フェス慣れしてるよな、と改めて。


続いてSean Kingston
まだアルバム1枚なのに人気あるなー、
つかワカモノはやぱ直近のヒットの人に惹かれるんだろなw、と。
DJにサイドMCとコーラスが付いて
なんか歌パートとか本人いらないんぢゃね?wて場面もあったが
俺的にツボだったのは明らかにBiggieを意識したラップ。
容貌はさんざ言われてたが
そういう中身の面でも影響されてるとは。
"Beautiful Girl"のSuicide連呼もBiggie節からなのか。
最後にシリアスなナムバーを持ってきたのも好印象。


個人的に一番楽しみにしてたKeyshia Cole
うーん、ありがちな批判で申し訳ないが
やぱMary Jの未熟版、な感は否めない。
Maryのあの憑依体質にヤラれちゃってる身としては
若いのにちょっとパフォーマンスがクール杉ないか、と。
"Love"の熱唱は期待通りだったけどね。


KREVAが今年の俺的優勝。
日本語Hip Hop好きを自称する人間(含む俺)と話しててありがちなのが、
バイファーはそこそこ評価してた
→キックも初期は好き
→中後期に絶望、でもMC Battleの実力は認める
→ソロあんま興味なし
→レーベル運営とか
「ストリート寄り」とされるアーティストとの共演でおや?
悪くないんぢゃね?と思い直す
て流れ。
さらには去年の武道館2Daysの様子、
特にノンゲストデーを見てヤラれた、とゆー。
あれがHip Hopライブの唯一無比の形、とは思わないが
ある種の頂点ぢゃないか、とも。


で、かなり期待を高めてたんだが、それに違わず。
ファンには今更、と言われるだろが
改めて"ストロングスタイル"のトラックすげー、とか
"くればいいのに"でSnoopを引き合いに出してたが
ばっちり今の音だなーとか。
"アグレッシ部"があまりにも良かったんで
帰ってからSyreeta&O.G.を久々にレコ箱から引っ張り出しちゃったとか。
さらには千晴、L-Vokal、Romancrewつー
有望な若手の紹介の場を用意するとゆー
Hip Hopアテチュードも忘れない。
大満足でした。


BAPEステージへ移動してKaoriのプレイからN.E.R.D.
去年はあんまし耳目を引かなかったネプ(Kennaくらいか)、
それでも"Blue Magic"とか例のTeyana Taylorとかあるし
今はどんなビートやろうとしてんのかな、と興味あるぢゃないすか。
でもな、N.E.R.D.は相変わらずN.E.R.D.
相変わらずミクスチャア、オルタナa.k.a.自己満なカレッジバンドつー感じ。
客もちょっと少なめだったなあ。


急いでRihannaへ。
ザ・米芸能界、つー文脈では
ゴシップ誌ティーン誌、ファッション誌の常連、
今回一番のスタアであって
それに相応しい、しっかりパッケージされたステージ。
長い手足とか目の色とかもあると思うが
Rihannaは予想以上にサイボーグぽい。
操られ感あるとか魂入ってない、てのぢゃなく
キュートなんだがちょっと人間離れしてる感じ。
しかし"Umbrella"は改めて最強だね(当然ラス曲)。
そんなに特殊なコード展開ぢゃないんだが
こう、印象度としては圧倒的なものがある。


途中まで、とは知りつつKanyeに移動。
Apeのなのか、へんてこりんなコートで登場。
バンドだが2ndツアーのときのようなストリングスは無し。
どうもアレンジが弱い気が。
"Champion"とかあんましアガらない。
なんかKanyeのラップが元気ないなー、て感じ。
それでも"Can't Tell Me Nothing"あたりは
リリックと相まっていつもの感情ぶつけるスタイルが垣間見られた。
"Diamonds From Sierra・・・"まで聞いて
"Stronger"聞きたかったナァと後ろ髪引かれつつ
Ne-Yoへ。


Ne-Yoが長めにやりたいと要望したとかで
開演が20分前倒しに。
俺は三回目なので新鮮さはさすがに無いものの
日本でR&Bアーティストが万単位の客の群れを興奮させてる図、てのは
それだけで感慨深いものがあった。
Ne-Yoはそりゃあ分かりやすい、
日本人にも受け入れられやすい「立った」メロディが人気なんだろが
別にド派手な演出とかノベルティ的下世話なフックがあるわけぢゃないぢゃんか。
顔も、まあ、なw?
純粋に歌の良さでこれだけ客が付いてるとか、素晴らしいなあと思うわけですよ。
まぁステージングはもうちょっと考えたほうがいいかも、だけどw
Marvin Gaye"Let's Get It On"や
Nat King Cole"Unforgettable"の唐突なカヴァとか
緩急つけるには良かったのかもしんないが。
あと、期待されたRhiannaとの共演が無かったのは残念。
お互いのステージがしっかりパッケージングされたショウだったから
流れ的に入れ込むのが難しかったとは思うけどね。


以上、今年もおおむね楽しめたです。
あ、VIPチケットについて触れとこう。
ドリンクチケット付くので実質一般と8500円差。
さて、その価値があったか、となると・・・無いだろなあw
入場口が別、てのは別に意味無かったし、
専用エリアてのも一般より高さがあるのはいいが、
前方に人が固まっちゃえば見えにくいのは同じ。
ステージからの距離も遠いし角度も微妙。
VIPラウンジも座席が少なくて特別休まるて程ぢゃない。
来年もやるつもりなら改善を願うよクリマン