三分間待ってやる

uizcatchthebeat2008-03-19

年度末ー。
今年は例年以上に
やること多くて大変。
そうなってくると
普段以上に
CDや本やTVに逃避する時間が増える。
若気の至りの頃は許されようが
おっさんのダメ加減は
ホントに救いようが無いと
自分に呆れるばかりです。
で、そんな自分がわりかし嫌いぢゃない、
とゆータチの悪さよ。




黒幕世代、
て俺もほぼ同世代だがw
洋楽、特にハードロック好きだった連中にとって
Hip Hopつーと大抵
こーゆーものになるんだよな。

80年代中期の、Rick Rubin仕事的なね。
正規リリースはムリめな曲ばかしwの代わりに
黒幕先生にはもっと頻回にライブやって欲しい。





こんとき触れた
内田版『時かけ』がCS721でやってたよ!
今のとこVHS、しかも全5話を120分に編集したやつのみしか出回ってない中
これは貴重。
13年ぶりに見て
きゅんきゅんきたですよ。
おっさんキッショー言うな。
おっさんだからこそ
帰らぬ日々に切ない思いもひとしおってことよ。
内田、河相我聞18才、安室16才(!)。
袴田吉彦だけ20才で高校生役が若干浮いてるが
謎の深町君の存在感に却って合ってる。
脇の菅野美穂、鈴木蘭々含め、
今や全員30代ですよ(遠い目)。
安室は"Try Me"のブレイク前で
ドラマのために茶髪を黒にさせられたり
(中三の役だからね)
本意じゃないことが多かったようで
このあとから演技は控えて歌に打ち込もうと思った、つー話がある。
だから"人魚"やったときに
安室なりに「失われた10代」へのオマージュがあったのか、
とか妄想したんだけどね。


元々、万人に共通する中高生期の微妙な対人距離、
恋愛への戸惑い、
未来への漠とした不安を
トラディショナルに描いてるわけで
はじめから「どこか懐かしい」感触があって
永遠に古びることが無い。
一方で老夫婦の
(この内田版では先生同士の不倫とか死とかも)
人生を織り込むことで
単なるSFやジュブナイルを超えた
深みがある、とゆー。
見逃したヒトは4/20に
もいっぺんやるみたいなので是非。