Amerie@Billboard Live Tokyo

uizcatchthebeat2007-11-06

さんざ嫌、
て言ってながら
3回目のBillboard
是が非でも見たい演者が
続いちゃったが故。
変に気取った格好も
気に入らねぇので
こちとら
敢えてドレスダウンで
乗り込んだですよw
馬鹿すぎる。


それでも
店員の慇懃無礼な感じは
何とか慣れてきたが
下手に開演より早めのメシTimeに入店しちゃうと
周りの客の感じがうっとおしいこと
この上ない。


相変わらずの自意識過剰病、
と言われればそれまで、
気にせず超然としてたいのだが
目隠しや耳栓するわけにもいかず
ブサイクなカップルのキショいやり取りとか
雑誌やネット丸出しないっちょかみの知ったか会話とかが
耳に入ると心底萎える。
そこがまた微妙に間違ってやがるので
「ちげーーよ!!」とどやしつけたくなる誘惑を抑え
ライブに向け神経集中。
今後も出来るだけ避けたいハコだが
やむを得ず行くようなこともあるのかなあ。
万一あなたがBillboard
雰囲気ぶち壊しな汚いカッコして
周囲に「死ね!」みたいな視線送ってる
危険なジジイに居合わせたら
それが私ですw


さてAmerie
1stだからか7割くらいの入り、女性客多めな印象。
CTBがかなりの頻度で記事にしてることからも
おわかりのように
現役女性R&Bシンガーでは
ベスト5に入るくらいのfavoriteですから
自ずと評価も甘くなりがちだが
それを差し引いても
前記の辛苦なんざは吹っ飛ぶキモチ良さ、
口汚いジジイもぽわわんと陶酔な出来。
これまでの来日は
コンベンションとかイベントとかばっかしで
ソロのフルライブは初。
俺はこんとき以来か。
1時間ノンストップ。
Billboardは曲間が空くと
酒やメシで稼ごうと店員が追加オーダー勧めに声かけやがるんだが
この日はその隙なし、ざまあwww
打ち込みで事前に作りこんだ音主体。
女子ダンサー二人はアクセント程度に歌うくらいで
コーラスはほぼ録音されたAmerie
その意味では生演奏のダイナミズムに欠ける、
と言えるかもだが
元よりネタ感の強いHip Hop Soul、
コーラスの重ね方が美麗な原曲を再現するには
これで十分かと。
ブルーズマン的風貌の白人ギターが
こいつ?
印象的に原曲のフレーズを表現してみせてたし。
3rdのIntroが流れ
"Talkin' To Me"でスタート。
相変わらずモデル並みに見目麗しい。
雑誌でセクシーグラビアに再三起用されるのも納得。
このヒトの大きな個性のひとつは
こうした自らの身体的な優越性を
ステージングに積極的に取り入れてるとこだと思う。
続く"That's What U R"は
元々曲の内容自体Sexyだけど
それを全身で表現された日ににゃあ
ドキドキせらいでか。
2ndから"Come With Me","Rolling Down My Face"。
早くも永遠のクラシック"Why Don’t We Falling In Love"に突入。
これ、だいぶ前から
1番オリジナル→2番からRemixでやってるけど
今回もそのパターン。
俺はどっちのアレンジも好きなので
フルで両方やって欲しいくらいなんだが。
軽快な3rdの"Hate 2 Love U"、
上着も脱いで
上半身は黒のビスチェのみ。
うひょおおお。
スケベ死ね、と言うなら言うがいいさ!
次いで
うーん?吉岡センセによれば
"You're A Star"てなってるが・・・
知らん曲名だな。
聞いたことあったような無いような。
情報求む。

"Crush","I Just Died"と
溌剌&艶やかなステージング、
唯一の日本語「アリガトゴザイマース」は
すっかり板に付き。
「愛って幸せなことばかりじゃないのよね」とMC、
しっとりバラードコーナーで
"Nothing LIke You","All I Have"。
"Paint Me Over"は曲の良さもさることながら
「声の高いMary J」な面が良く出てた。
熱唱。
お得意のヘイ!もそうだが
ディープな声でないぶん、
短いフレーズに感情を入れ込むのが巧い、
そのあたりがMaryの影響なのかも。
"Can't Let Go"で退席、お色直し。
"Make Me Believe"をベースに
バンドのインスト、ソロ合戦。
先のギターマン、なかなかイイ。
主役が金のレギンスで再登場、
Amerieといえば美脚が売りのひとつなわけで
生足より敢えてぴたぴたのコレ、
てのもフェティッシュな戦略なのか。
スケベの妄想杉か。
こっからは怒涛の盛り上がり。
"Take Control"でのいちいち決まるパフォーマンスは
数こなしてきたからもあるだろし
ダンスもしっかり練習してることを伺わせるけど
そもそも恵まれた身体能力や肢体を持ち合わせてないと
様にならないわけで
しっかりスタア性を感じさせる。
"Gotta Work"や
ダンサーと共に即席ガールグループかのような
"Talkin' About"、
そしてこのズンダカビートから
ラスト"1 Thing"へ、は
実に良く練られた構成であったなあ、と。
"1 Thing"の持つ瞬間風速力とゆーか、
爆発力は他では得がたいものがある。
この曲での一挙一動がかっちょいい。
ライブではオナジミのハイキックも見れたし
今年の女性R&Bライブとしては文句無くNo.1、
となりました。


結局3rdのUS発売はペンディングのままなのが
全くもって理解できない、
これだけの素材を売り切れない
レーベルの無能さは想像を絶するわけだが。
こないだ出た、
画像のFaboとSlim Thug入り"That's What U R"
Myspaceで聞けるお)のカットが
何とか突破口になって
順調なキャリアを重ねてもらうことを願うばかりなのです。