3 Great American Voices@日本武道館

uizcatchthebeat2007-11-13

ライブレポblog、な
つもりは一切無いのだが
忙しすぎて
何気な更新とかが難しく
ともかくライブ鑑賞歴だけは
自分の備忘録として残しとこう、
とゆー。


「亀甲萬の米進出50周年に際し
醤油という日本文化が
アメリカ文化に大きな影響を与えたことに対し
日本文化に大きな影響を与えた
アメリカのポピュラー・ミュージックのすばらしさを
実感してもらうために企画」した、
てゆー謳い文句と
この人選とに

が。
「日本文化に大きな影響」てのは間違いないとして
それが連綿と続く大河としてつーか
トータルとして偏り無く享受されてるか、つったら
まるでそうぢゃねーだろ、と。
企画者の狙いは
老若遍く集客しちゃれ、てことだろが
各々のファン層の間に断裂があるわけですよ。
それでもまだこれが米国内だったら
三世代に跨ってとか
ポピュラーミュージックの基礎教養としての
親しみがあるとは思うが
日本の場合
熱心に「洋楽」を聴く人生の時期、てのが
青年期に限定されがち。
例えば
Carole King"Tapestry"(1971)を20歳で聴いてたヒトは56歳。
Mary"What's The 411"(1992)なら35歳。
BEP"Elephunk"(2003)なら24歳。
残念ながら
音楽を人生で長年、
ジャンル問わずフォローするなんてヒトは少ないでしょうよ。
各々のアーティストのファン同士が
互いに牽制し合う殺伐としたw武道館をイメージして
少々萎えながら
ともかくも
俺としては
3年ぶりのMary目当てに
平日にもめげず
車飛ばして駆けつけたわけですけれども。


オクや金券屋でのダブつきぶりに
招待券バラマキまくりなのが見て取れて
各々のファンどころか
音楽自体どーでもイイ客ばかりだったらどーしよ、
とゆー危惧は杞憂。
まあそーゆーヒトもいたかもだし
確かにずーっと寝てるのとか
Fergieのロッキッシュなアレンジに閉口してるオバちゃんとか
Caroleとか知らねぇとわざと大声で文句言ってみせる、
先人への尊敬や周囲の年配の客に配慮しない糞餓鬼
(俺だってCaroleのファンでないが
そーゆー公共心の欠如した屑は死んだらいいと思った)
とかもいたにはいたが。


毎回変わったという登場順、
この日はMary→Fergie→Caroleで、
この構成が
17年ぶりの来日で年配のファンの期待を一心に集めてた、
歴史的人物にして御年六十五歳なCaroleのステージを
最後にしたことで
会場に暖かいヴァイブスが拡がり
(そーゆー見方は正しくないだろが
俺含め「素敵なおばあちゃま、がんばれ」的wなムードも)
最後は良い雰囲気で終わったと思うけどもな。
Donny版"You've Got A Friend"は心の一曲だが
オリジナルを体験出来たのは至福。
そーゆーとこからも
60年代からの米音楽の流れ、
PopsとSoulの相互影響、
そこから生まれるHip Hop/R&B(Mary)
さらにはReggaeもRockもテクノも全て併せ呑む(Fergie)、
を一晩で体感できるてのは
まあアリ、だったのかも。


ただやっぱりMaryの大ファンとしては
単独でがっちり見たかった、
てのが本音。
2002年のツアー時(初、ではない)
待ち焦がれたファン、
特にMaryに心酔してきたと思しき
20代半ば〜30代の、
見た目も立ち振る舞いもカコイイ
女性客多めな国際フォーラムの雰囲気は
心底素晴らしかった。
ライブて
あーゆー「場の磁力」みたいのも
大きな要素だよな。


んで、Caroleや
Fergie(含ちょっとはずしちゃったコーダさん呼び込み)のレビューは
巷に溢れてるから
そっちが所望ならググっていただくとして。
MaryのSetlist。
Intro/Gonna Breakthrogh
MJB Da MVP
Real Love
Reminice
Enough Cryin'〜About You
Be Happy
Everything
No More Drama
One
Just Fine
Be Without You
Family Affair
で、Carole Kingのステージ後に
3人で
Dancing In The Street
(You Make Me Feel Like A)Natural Woman


お、ちょっと出かける時間。
この項のちほどもちょっと追記予定。
過去CTBでMaryに言及したエントリー、
驚くほど駄文だがw
おヒマならドゾ。
1,2,3