ぼくは大人になった

uizcatchthebeat2007-11-05

画像は
DJ SeijiのネタものMix。
ネタ自体は
持ってるの殆どなんだが
相変わらず
このヒトは擦りは無論、
構成が上手い。
新譜の合間に
繰り返し聞いてます。
限定みたいだが
まだまだ買える。
未聴なら探してみてみ。


今日はてきつーに雑感。


大きなヲタもだちのマーケットでは自明のこと、
WOPでも指摘されてきてるとこだけど
音楽の嗜好が蛸壺化して拡がらない以上
その狭いターゲットから
如何にお布施を巻き上げるか、とゆーのが
今後の音楽ビジネスなのだろうな、と。
その意味でKeithチケット1万超えてのも
ひとつの試金石で
東京以外も集客好調だったなら
今後もこーゆー価格設定が続くのかもしんねえな。


例えば
F.O.H.はなかなか大ヒットにめぐまれないが
CDは一定の枚数は売れて
ライブは毎回即効でソールドアウトぢゃん。
せちがらい話だが
大体何枚くらい売って
ライブの集客をどれくらい出せてれば
「音楽で生活する」ことが可能なんだろかね。


誰、とかは言わないが
最近の日本の一部若手R&Bシンガーたちの
「妙に熱苦しい、前向き歌詞」が嫌。
R&Bて
そんな世界観とは位相の違うとこにあるはずだったのでは。
Hip Hopのアティチュードがどっかで曲解されてて
青臭くもストレートに表現するのが
ストリート(プゲラ
ぽいみたいなことになってるのかげろげろげろ。
いや、前向きがダメ、なんぢゃなくて
そんな陳腐なのは赤面しちゃうよ、て感じ。
少し前のラジオで聞き流しただけで
正確な引用じゃないので語弊があったら申し訳ないが
木村カエラ嬢が
「がんばろうとか、夢はかなう、みたいな
ありがちな言い回しは極力避けるようにしてる。
もやもやして
なかなかことばで言い表すことが出来ないようなキモチを
素晴らしく言い当ててるような歌詞に出会うと感動するので
自分もそう出来たらいいな」という意のことを言ってて
さすがと思ったです。


佐野元春氏のブロガーミーティングの記事は
ごらんになりましたでスカ。
未見の方はこんな腐れblogはすぐ閉じてw
上記リンクへドゾ。
俺はリア厨の頃から
単に大人を大人として揶揄する歌や
若いというだけでイノセンスを強調するような歌は大嫌いだったですが。
こつこつ貯めた金でやっとの思いでバイクを手に入れた経験のある人間なら
盗んだバイクで走り出すヤツなんざ認めねーよwて感じ。
「つまらない大人にはなりたくない」て歌詞も
最初に聞いたときには「大人=つまらない」、
それになりたくない、
ピーターパン万歳!て意味かと思って馴染めなかったが
今なら分かる。
大人にも
つまらない大人と
そうでない大人がいるってことを。
で、
51歳の佐野氏はそれを実人生を通じて証明してる、と。
そうした先人の在りように
こちらの心が震えるってもんですよ。