Keith Sweat@Billboard Live Tokyo

uizcatchthebeat2007-10-29

メール復旧致しました。
明らかにサーバー側のシステムエラーなのに
そっちの端末の設定でしょ的対応で
丸一日つぶさせたニフ乙。
今後ともユーザーの信頼度を
益々落としてみたら如何でございましょう。


シャカリキコロンブスなヒトがクビになったり
リアル・ストリート・サグなブラザーのことには
特に触れないお知らせだったり
wanpaに第一子誕生
(同列にスンナw
いやマジでおめでとう)
だったりの日。
俺はKeith行ってた。
17年前は見てないから初、
俺の世代にとってはR&Bの大スタァシンガーですから
苦手な気取り小屋でもガマンして
生を拝んでおかねばだ。


80年代末
Teddyと共にNew Jack Swingで
新たな時代のR&Bを切り開いた
(Bobby Brownより「本格派」に見えた)
部分での評価と、

Make It Last Forever

Make It Last Forever

90年代半ば
ミッドR&Bの代名詞たる特大ヒットと
スーパーグループLSGと
多才なプロデュースワークの数々での評価と。
Keith Sweat

Keith Sweat

たぶん、くらってる世代は
大きくその二層なんだと思うが。
2000年以降は
Keithに限らず年配のR&Bシンガーには不遇の時代となったわけで
オリジナルアルバムのリリースが途絶え
キャリアを総括するようにLiveとBestがリリースされるに至っては
ああもぅ過去のヒトなのかなあ、
との感慨もあった。
齢46、
こないだのChris Brownぢゃないが
歌って踊る10代が活躍し
Ring Toneでアホなフックだけが売り上げ伸ばすシーンで
大ヒットを飛ばし続けるのは難しかろう、と。
但し
今年出たLive盤&DVD
Sweat Hotel Live [DVD] [Import]

Sweat Hotel Live [DVD] [Import]

での求心力や
Keyshia Coleとの新曲
Why Did I Get Married?

Why Did I Get Married?

なんかは
まだまだ現行シーンへの色気を感じさせますな。


さて、LIVE。
例によって吉岡センセの記事をリンクさせていただいて終わり、
でもいいんだがw
しかし、
この日の2ndショウ、
やたらギョーカイ人率高かったな。
音楽が長いこと偏執的に好きだと
知らんでもいいライターとか編集者とか
レコード会社のA&Rとかを認識しちゃうぢゃんか。
別に個人的な付き合いがあるわけでもなきゃあ
その必要も無いんだけど
あれはなんか変な感じだよなあ。
とりあえずKC氏の甲高い声はすぐわかるw


シロートなりに多少の補足を。
全体の雰囲気としては
上記DVDからTeddyとゲストとダンサーと女性コーラスを抜いた感じ、
て書くと
ものすげぇショボイ感が否めないがwww
いやいやKeithの存在感と名曲の数々を堪能するには十分。
寧ろ特に演出無くMCも少なめ、
ただただ熱くエロく歌うステージングは好感持てた。
てか、
前から映像見たりインタビュー読んでて思ったが
このヒトはあんまし他人に心開かないように見えるw
吉岡センセはLadiesに向けたエロエロと書いておられるが
女性客とは濃厚に絡むわけでもないし
殆ど手も握らせない。
てか客とあんまし目も合わせないw
アップ曲では狭いステージを左右に動き回るが
会場を煽るのはあくまで
ハイプマン(DVDと同じあのオモチャみたいなヤツw)に任せ
どっちかつーとバンドメンバーをからかって笑ってるような
内向きのコミュニケーション。
思えば
こーゆーどっかヒトを食ったような
口角だけでニヤリと笑うような
どっかヒトを信頼してないようなw
(いや、Gerald Levertとの厚い友情とかも信じてるけどね)
そーゆーどっか冷めた感じ、
てのが俺がKeithを好きな理由かもなあ、と改めて。


ドープな歌声、てんでもないし
ネオソウル的繊細な歌声、てんでもないが
歌唱のコントロールというか
曲の表現力は素晴らしかった。
いまや「ヤギ声」て言い方が定着しちゃったが
(あれは97年くらいにFRONT誌で言われたのがきっかけと認識してるが
それ以外の所以をご存知の方はご教示アレ)
若い頃と殆ど変わらず。
個人的にfavoriteな"Keep It Comin'"を
聞けたのも収穫。


しかし
重要曲でそれこそ重要なパートたる
女性コーラスが無かったのは若干残念。
Jacci McGhee役を買って出た客はエライと思うが
それこそ日本の優秀なシンガーを参加させても良かったのでは。
"Make U Sweat"後に
Faboの"Make Me Better"が始まって
お!まさか!と思いきや
コーラスの男が歌っちゃったのも残念w


瑣末な点はともかく俺は満足、
ちょっと大袈裟ながら
人生のピースが一個埋まったと思えた、
そんな感じでしたよ。