Pretty Ricky Late Night Special Japan Tour 2007@YOKOHAMA Bay Hall

Jodeci meets South、
て誰かも書いてた気がするが。
まあどっちのファンからも
中途半端、と言われかねない立ち居地、
かもしんまい。
Jodeci、てか90年代の男性R&Bグループや
初期のR.Kellyのモロ出し性愛路線を好きだったヒトは
1stアルバムに配された様々な記号、
"Grind With Me""Your Body""Nothing But A Number"･･に
ぴっくん来て気に入ったことでしょう。
俺もその一人。
失われつつあった「あのエロい感じ」を
現代風に蘇らせたよなあ、と。
なにより、
"On The Hotline"も2ndアルバムもBillboard1位、
06-07の年末年始を華々しく飾った彼ら。
今見といて損は無かろう、と。


初見、新生J Soul Brothersは2曲。
バウンスな1曲目はお！と思わせたが
2曲目は個人的には苦手なJ-Pop臭があって
今回は判断保留。
旧JSBが結構好きだった
（シングルも全部買ってたよ）
ので、ぜしその名に負けずがんがっていただきたい。


Foxxi misQは4曲、だったかな。
海外勢の前座、とかはどんどんやってって
洋R&Bファンにアピるといいぢゃないか、と思った。


本編。
ステージは早々に半裸になって
腰振りまくりで
10代女子が大絶叫、てのは
雑誌やネットでさんざ読んでた。
実際、その通り、ではあったけども
唯一違ってたのは
会場が10代女子で満員、とは行かず、
スッカスカ･･･
全米1位がこんなんでメゲないか、
と思ったが
本人達はプロつーか能天気つーか。
シングルは全部、
アルバム曲も交えて
楽しそうに1時間ほどやりましたよ。
ライブだとどうしても
歌部分のグッとくる感じが減退しちゃうかな。
もともとPleasure君はK-Ciみたいな特殊声でもなし
超絶唱法を持ってるわけでもないしな。
あ、でもファルセットはよく出てた。
ラストに"On The Hotline"、
これは名曲だろ常識的に考えて。
後戯的にUNKとかJim JonesとかDJにかけさせて踊ってみせたりもした。


すげえ感動した、とか
こりゃあいいもん見た、とかまでぢゃあなかったが
ユルいとこ、下世話なとこ含め
久々にズルムケな本場感を感じたので
それはそれでオモロかったかな、と。


ところで、
脱ぎまくって筋肉アピールとか
椅子を女子に見立てて腰振りまくるとか
ステージ上げた女子を抱えあげて駅弁やク○ニスタイルとか
（下品は承知）
R&Bのパフォーマンスとしては伝統芸のひとつ
だったりするぢゃない。
まぁブルノーあたりのお上品なとこでは少ないだろが。
あれをUSの客はウヒャウヒャ言って喜ぶわけだけど
我が邦はどうなんかね。
それなりに盛り上がってたけど
ニヤニヤするだけでちょっと引いてた客もいたり。
セックスレス大国日本
（でも風俗大国）の、
R&Bの肉体性と受け入れられ方て
一回誰か考察してみたら如何か。
（いつも通りひとまかせ）