Because I Sample It

uizcatchthebeat2007-05-19

Wanpaにも促されたことですしw
本日の画像では
多少デコの肌荒れがあっても
歯を磨き忘れてるぽくても
そんなのは問題ぢゃなく
キュウトなAmerieちゃんの
"Because I Love It"について書くよ。

でも、
マトモな論評は
誠実で頭良さげなブログとか
雑学力は素晴らしいのに
2chいぢりがさして面白くねぇヒトがいる雑誌とかで
確認してもらって
俺はネタのことでも。


1.Forecast Intro
華々しいイントロの割には
天気予報は雨、晴れればいいのに、
つー70年代のフォークソングみたいな歌詞で幕開けw
"夢のマルディ・グラ"でネタとしてはド定番のアルバム、
Bob James"Two"から"Farandole"を使用。
Two

Two

おまいらも音楽の時間に聞かされたであろー、
ビゼー"アルルの女"のお終いの曲
(最初の旋律はフランス民謡)を
Bobがかっちょよくアレンジしたやつな。
マルディグラの印象が強すぎて
こっちをネタに使ったHip Hop/R&Bは
他にあんまり知らないなあ。
Xzibitの2ndの"Recycled Assassins"くらいか。
てか、"Because〜"のクレジットが"Fradole"になってるんだが。
ジャケの誤記て意外に多いよね。
スペル違いくらいならいいが
ソースそのものが違ってることもしばしば。
制作→クリアランス→ジャケ制作→校閲の過程の、
どこでなのかは謎だけど。


2.Hate 2 Love U
Kool & The Gangのデビュウ盤から"Give It Up"。
イントロ明け一発目としては
良いつかみの軽快なファンク使いですな。
言わずもがな初期Kool & The Gangはネタの宝庫。
この曲だとEric B & Rakim"Don't Sweat The Technique"や
Cypress Hill"The Phuncky Feel One"が印象深い。
デビュウ盤含めJazz/Funk時代のリイシュー群も
また入手しづらくなっちゃってるので
選曲に定評のあるコレでドゾー。
Best of Kool & The Gang: 1969-1976

Best of Kool & The Gang: 1969-1976



3.Some Like It
事前のリークで話題になってたやつ、無事収録。
俺もこんとき触れたけども
Malcolm McLaren制作"World's Famous"な。
Amerieはインタビュウで
今回80年代ぽさを出したかったつってるけど
一番顕著なのがコレか、
つーか他はそれほどわかりやすい80年代ぢゃなくね?w
ピストルズが終わってニューウェイブも一段落して
NYでHip Hopを見っけて次はコレがクルー!と思ったMalcolmが
イギリス戻って作った83年の"Duck Rock(D'ya Like Scratchin')"収録。
まぁオールドスクールに欠かさざる一枚。
今だとRemix群をプラスしたコレがいいかな。
Buffalo Gals Back to Skool

Buffalo Gals Back to Skool

Hip Hopだとなんつっても
"Firm Biz"のRemixだよなー。アガるよなー。


5.Make Me Believe
ネタ、でなくてカヴァ、とゆーことになろーかと思うが。
Curtis Mayfieldのペンによる"Make Me Believe In You"。
Amerieが参照したのはおそらくPatti Joのヴァージョン。
オリジナルは7inchのみなので
Funk45でも取り上げられてるくらいレアだけども
コンピやリイシューは何度かされてきておるます。
俺も持ってるのはリイシュー。
A Tom Moulton Mix

A Tom Moulton Mix

コレのアナログLPでゲトー。
Amerieの声質や歌唱法自体は
そんなにオールドソウルやファンクネスを感じさせるものぢゃないかもだけど
Patti Joの高めの声やちょい聞き頼りなげながら芯のある感じは
時代を超えてリンクしてる、カモ。




お、ここまで書いたら
ちょとお出かけの時間きちゃったわ。
続きは今夜にでも。
シーユーレイターアリゲイター(古語は自信満々に!)。