ほしをつぐもの

uizcatchthebeat2006-12-29

JB余波を幾つか。
Nas,Snoop,Ice Cubeコメント
生前好きだなんて言ってるの聞いたこたない
ブッシュまでもがコメントする
(せざるを得ない)ところが
御大の影響力でしょうなあ。
Usherが早くも後継者ぶってるのが
ちょっとイラッと来るがw
敬愛の思いは伝わるね。


ここ数日の経過については
自らも多くのJB日本盤ライナーを書かれてる
御馴染吉岡センセのエントリーを。
29日分にある、
Al Sharpton言うところの「最後の行列」が今日の画像です。
25日分の"Japanese Soul Men Summit"(すげえメンツ)で
達郎氏がfavorite singerにJBを上げてるとゆー偶然に驚く。
達郎久保田松尾ゴス
各々次回の自分のラヂヲで
それぞれ想いを語られるのではあるまいか。


ライムスのWanted!は25日生だったため
当然この話題に触れることに。
各々が上げたJBこの一曲は・・・
師匠→Super Bad,Super Slick
D→Get On The Good Foot
JIN→Funky Drummer
ゲストのDL→Get Up,Get Into It,Get Involved
やはり同世代は
サンプリング元、
レアグルーブ再評価の上でのJBという色が強い。
Jin氏がリンク先で推してる
In The Jungle Grooveに代表される
80年代のCliff White仕事でJBに触れたとゆー同士が多いと思われ。
決定的だったのはこの箱だろな。


日本でのJB受容の歴史てのはUSとはかなり異なりますわな。
JBと一番関係の深い日本人となると、
何をおいてもドン勝本氏でありましょう。
どうも日本のメディアでは軽視されがちな
King of Soulの面々ですが
その功績はいかばかりかと。
ドン氏が73年武道館でJBのおっかけしなければ
その後日本のR&Bアクトの来日が続いたかどうか。


読むと血圧が上がるw
迫力の自叙伝(未読の方は出来ればJICC出版versionで入手を)
でも語られてるように
70年代後半の不遇の時期を経て
映画ブルース・ブラザーズで、
80年代半ばにはロッキー4(Living In America)で、
知らない世代にも入り口を与え続けたわけよな。
80年代前半のマイコーの活躍(こんときはPrinceのillさばかり目立つがww
・・・このあとどうなったかご存知の方はご一報をwww)や
BambaataaとのUnity(84)は
オリジネイターとしてのJBを印象づけたし。
日本だと立花ハジメレプリカントJB、
中村ゆうじFunky King
いとうせいこう追悼文)、
Bubble Gum BrothersのYappa!JB等を経て
上記のようなHip Hop文脈やファンク掘りの入り口として
必須科目になるわけですな。
まぁ一般層には92年の日清のCMと
JB不在のJB映画(ゲロッパ)の印象なんだろけどもorn


それでも
前回触れたように
JBは既に我々の血肉となってるのであって
STYのような次世代のクリエイターにも
脈々と受け継がれるのであるなあ。
音楽ってスバラシイよ、JB!