絶望の、先

Pac曰く、
see no change
wake up
in the morning。
音楽なんかで
幾ら異議申し立てをしよーが
世の中なんて
ちぃとも
変わりゃしませんとも。
でもなあ、何故だろう。
Papooseが例の
「NYPDが丸腰黒人青年に銃撃50発」
事件を受け
直後にこの曲を録音し
5日後にはMIXCDに収録して世に問うたとゆー事実に
グッと感じ入るところがあるのは。
変わらない世の中の果てしない絶望から
一瞬でも目をそらすためか、
クソッタレの現実に小石を投げて
ちょっとした慰撫を得ようっちゅーのか。
そもそもアフリカン・アメリカンとして警察から抑圧を受けてるわけでもない
極東の亜細亜人がこの件から学ぶことは何か。


それはやっぱ「不屈」とゆーことになるのではなかろーか。
政治家も官僚も企業も
庶民をナメくさってるのに
ヘラヘラしてられるかっつー。


あと、ラッパーが事件に関してステイトメントを発し
それが世に流布し
きちんとメディアが取り上げるとゆー
状況が改めてとってもうらやましす。
日本でコンシャスなこと歌っても
音楽誌にすらスルーされる中
語るべき価値のあるコトバとはありやなしや。