巨星落つ

uizcatchthebeat2006-11-10

さらば、Gerald Levert
Levertとソロのキャリアのみならず
LSGはじめ様々な競演や
プロデュースの数々は
とてもひとくくりで
評価できるようなもんぢゃない。
"The G Spot"みたいな
バカエロやったかと思えば
"Do I Speak For The World"
みたいな
コンシャスネスな顔を見せたりする。
血筋と伝統に根ざしつつも
現代のシーンを柔軟に生きる黒人青年音楽家として
純粋に尊敬出来る人であったなあ、と。
個人的にはソフトな声質よりバリトン好き、もあって
シンガーとしても大好きだった。
この世代でコンスタントに新作オリジナルアルバムを出し続け
俺も発売を待って買い続けたのはGeraldくらいの気がする。
去年の、
交通違反とオマワリにたてついただとかの執行猶予が明けて、
Eddieと一緒に南アフリカでマンデラ氏と接見して帰国したばかり、
来年早々の新作アルバム準備中だったとか。
それも果たせず、か。
何しろ40歳は早過ぎる。
寂しい限りなのです。


CTB's 10 Selection of Gerald Levert's Works
1.Just Coolin' feat.Heavy D(Levert)
2.For The Love Of Money/Living For The City(Troop/Levert feat.Queen Latifah)
3.Money's Just A Touch Away(Mack 10)
4.Curious(LSG feat.L.L.Cool J,Busta Rhymes,MC Lyte)
5.Practice What You Preach(Barry White)
6.Baby Hold On To Me(with Eddie Levert)
7.That's The Way I Feel About You(feat.Mary J Blige)
8.Close To You(feat.Tamia)
9.Just Friends feat.Loon(LSG)
10.Thinkin' Bout It(Blaq Rain Remix)(feat.Rah Diggah)


Gerald未体験の方には
どのアルバムからでも触れていただきたい
(良いか悪いかはともかくww
ブクオフに"Private Line"とか"Rope A Dope〜"は安価で見つかる)。
キャリアを網羅するようなベスト盤は未発だが
デュエット集めた企画盤が去年出た(生前のアルバムとしてはラスト・・・)ので
そっからでもどーかG氏の芳醇な歌世界を味わってみて欲しいのです。