空席

宇多丸氏も取り上げてた"Let It Out(SDP remix)"PVで思ったこと。
（まだまだDVD付で売ってるから買ってみたらいいぢゃん
⇒(『The Best of Ugly Duckling』)
懸命なエラ隠しが一週回ってむしろいじらしぃでお馴染み
夏川嬢の、
アイドル的振る舞いを残したままの
ポージングやリップシンクがとても良いわけです。


常々、日本のフィメールラッパーの在りようとゆーものに
違和感や物足りなさを感じてるのですが。
無理やり声作ってオラオラ言ってみせるのと、
帰国子女系（また出た！）半英語のと、
英語ともいえない歌謡系巻き舌ラップと･･･。
もちろんどれもピンキリで、
中には嫌いぢゃないのもあったりするけども、
どーもそればっかだなぁと。
かといって脱力系なハルカリはあんまり･･･。
その意味でこの夏川嬢のたたずまいはひとつの方向性を示しちゃいないかな、と。
まぁ、ここでは単にカタカナを追ってるだけだけどもw
巻き舌でカッコつけず、
英語に逃げずもきっちり押韻して
楽しげにラップする。
そんな女子が出てくればもろ手を挙げて歓迎するけどね。
そのためにはまず参照元としての
「いろんなタイプのHip Hop」が女子の元に届かねばならないんだよなあ。