真☆ktkr

uizcatchthebeat2006-05-17

Source日本版
http://www.thesource.jp/index.html
(Source本誌のダイジェスト、
とはいえ主要な記事の殆どが翻訳され
フリーペーパーとして配布されてる)
が、どーゆー経緯で実現したか知らないんだけども
これは本当に画期的な出来事だったと
心から拍手を送りたいわけなのです。
資金調達にしろ、
日本版独自の記事の志の高さにしろ、
関わってるスタッフにはほんと敬服する。
おまいら最高。


最初に見たときは、
ちょ、なにこのパロディ冊子wと思って、
1号目とかスルーしちゃったぐらい。
いまや大手外資系CD屋には常備だけど
10年数年前は必死に手を尽くして入手したもの。
そんなオサーンには
タダで!その月のうちに!日本語で!
読めるなんざ信じ難い未来、なわけです。
てか、もっと早く実現してくれてれば
オサーンも苦労しないで済んだw
いや、
日本のシーンはもっと早く成熟深化したのでわ・・・とも思ってしまふわけです。
そういやさ、
一時期GILLES PETERSONの"Straight No Chaser"に
ダイジェスト翻訳をくっつけって
えらく高い値段で売ってたよなあ、
なんてことも思い出したり。


今月号では
Source誌が一連のBenzino絡みを中心に
ガラガラとpropを失った経緯の
内実とそこからの復活にかける思いを
あらいざらい記事にしてるわけです。
少し出来すぎだし、遅きに逸した感もあるがなw
こーゆージャーナリズムの自浄能力とか
社会的影響力や立場に自覚的な振る舞いとか
日本の音楽誌には決定的に欠けてますな。
blastのドタバタが、
学生のサークルノリ(だが、それがいいとゆー向きもあろうが)に
見えてしゃあない。


レヴュウを見ても
(マイクの本数はともかく)
どこが弱いかとゆーのを率直に表現することが
自然なSourceの論調に大して
日本では
個人的な好き嫌い、
プロデューサーがどーしたの客観的データを書く以上のことが
出来るライターが以下に少ないことか。
ニュートラルでジャーナリスティックな態度を貫いてるのって
小林センパイくらいなのでわ、と感じるよ。


先月号の日本版独自記事で、
日本のシーンにありように迫った意義ある記事もあったが
何で根幹に関わるテーマが
他誌で普段から扱われないのか不思議。
bmrでもblastでも結構だが
編集後記とか外注ライターにちょろっと本音言わせて逃げるのは
もぅいい加減やめたらどーよ。
便所の落書きインターネッツに言われたかないだろからさwww