あれ?オマエ、いたっけ?

uizcatchthebeat2006-05-14

ネットの功罪は多々あると思うけど、
音楽系blogで言うと
世の中には自分なんぞ足下にも及ばぬ
膨大なコレクションや知識量を持った神々と、
驚くほど何も知らんのに
平気で音楽語る阿呆が
電脳上に並存してるとゆー
事実があるわけです。
まぁ知らんのは仕方ないけど
ググれば大概の情報は入手出来る世の中で
知らんことに開き直る態度が
バカ丸出しですよ、と言いたいわけなのです。
知らんことは知らんで謙虚に引いたりさ、
知らんことが悔しかったらそれこそ知ろうとする努力をすればイイだけの話。


あとさあ、
どんな人間だって体験には限界があるわけですから。
自分の生きてきた場所と時代ってありましょ?
当然そこで思い入れが違う刃頭ぢゃん?
前にも書いたけど、
俺がBlack Musicをジャンルとして意識したのは
18,19になってからだしさ。
だから80年代より前のことは全て後追い。
思い入れのある音は一番遊んでた90年代半ばくらいまでなのは当然。
もちろん、
そこで殆どの同世代が音を追っかけるのを辞めたのに
取り残されて今なお新譜を買い続けてる
特殊なオサーンになってしまたのは
おまいらご存知の通りです。
哀れんだ目で見るのはやめろ!


「俺も昔は遊んでてよぉ」なんつー
うっとおしぃジジィにだけはなるまぃとは思う、
てか未だに遊んでる結果が
この取り返しのつかないアリサマなのだから
もぅ仕方ないとして、
申し上げたいのは
ワカモノには「大して思い入れの無い時代の音楽に、
“知ってなきゃカコ悪いらしぃ”てことだけで
反応しなくてもいいよ」てことと、
オサーンオバハーンには「いかにも思い入れがあるように語ってるけど
オマエが当時遊んでなかったのバレバレなんですけど?
オマエは現場で見たことなし!」てこと。


てなことをね、
この90年代前半のR&Bを中心にした、
ハセベ氏の新ミクスCDを聞きながら思ったわけです。
米人が好きな曲を"My Song"て言うの聞くと、
オマエだけの歌ぢゃネーヨさすがはエゴイスト文化、
とか思ったものだが、
ここには正に俺の"My Song"ばかり入ってますよwww
確かbmrが初めて「remix特集」みたいのした頃だなあ。
ここに入ってるシングルは
あらかた六本木のWAVEか渋谷の旧タワレコでCDで買ったなぁ、
とかね。
昔話はともかく、
このへんの音が今の10代20代にどー聞こえるのか
興味深い。
色んなシーンで90年代リヴァィバルしてますし、
歌モノにも90年代初期のにほいはいかがでしょか。