溺死

uizcatchthebeat2005-12-26

2005年の特徴として、
やはりネットからの
音の洪水を挙げるベキでしょか。
新譜はもちろん、
殆どの旧譜ですらネットから
オフィシャル/アンオフィシャルに
DL出来てしまう現実。
ホントにパッケージとして
欲すぃものや、
ネットにすら出回らないような
マイナー音源だけに
金を回せばイイという状況は
まぁ有難いには違いないけど、
音に接する姿勢にも陰に陽に影響を与えてると思う也。
以前もこの話題で
「必死にためた小遣いでよーやく買った一枚」と
大人買いで一気に10枚買って開封もしない」状態を
考えたように思うが、
現実はそんな次元をさらに越えてしまい、
単純に一日20曲も新曲に接するとなると、
認知するだけで精一杯、
つーかこれは果たして音楽を愛好してることに
なるのかどーか、
眩暈を覚える日々だったですよ。


そのことの是非とか変化は引き続き考えていくとして、
たくさんの素材の料理具合てのが
より重要になってる中、
Mixtape(実際にはCD、
2005年はTapeが完全に一般市場から消えた年、なのかも)
のオモロさを改めて感じるところであるました。
まぁ海外のexclusiveモノは基本として、
blendモノも正規リリースに影響を与えるようになったなあ。
例えば、
小林センパイも書いてたが、
Biggie"Duets"の大きな命題のひとつは
名作とされるMixtape"Rap Phenomenon"や
2005年によく売れた(俺も予約して買ったw)
"Blue Eyes Meets Bed-Stuy"辺りを
オフィシャルならではの力技で凌駕することだったろうこととかさ。
個人的にはきちんと正解出せてたと思う。
年末よく聞いた。
ただBiggieの意思とか
当時のリリックへの思いとかを想像しつつ、
新録されたアーティストのリリック対訳を読むと
首をかしげる場面があるのは事実。
ハーコーなのよりパーティチューンのが
こーゆー企画はイイのかもしんまぃ。