モロ☆

uizcatchthebeat2005-12-20

ついでに漫画の話をもういっちょ。
11,12月に忙しい合間を縫って
夢中になって読んだたのが
諸星大二郎センセの諸作。
ジャンプとかで幼少時代に
見かけたときには、
怖いは漢字だらけだは連載の間は空くは、で
殆ど覚えが無かった
(きっと飛ばして読んでた)のだけど、
20代で初めて
孔子暗黒伝』を読んだときの衝撃たるや、
そりゃあもう。
諸星作品の多くが少年誌に載ってたことを思うと、
やぱ昔のコドモのが頭良かったんでないか、
とか一瞬考えたが、
当時もやぱコドモには理解不能だったんだろなあw
ともあれ、
妖怪ハンター』内の一編「生命の木」の映画化に伴って、
諸星作品が入手易になったのが喜ばしぃ限り。
映画は観てないんだけど。
稗田が阿部ちゃんてどーなのよ、と。
少なくとも短髪ぢゃないやい!
でも、作中で「ジュリーみたい」と記述されたのに、
沢田研二x塚本晋也版もちょっとイメージ違ったしなあ。
やぱ映像化は別モノと考えるベキなのだろか。
画像に挙げた最新作なんかもしかり、
凄く映像的でありながら、
実際映像化するのが難しいであろーことは、
センセの創造性や画の魅力によるとこなんだろな。


ともあれ。
古代史や哲学、神話や実存、怪奇に興味があるヒトで、
諸星作品に触れてないヒトは不幸であります。
てか、これから触れられるんだから
幸福なのかw
単なるホラーとかでないし、
誰かも書いてたが諸星作品には
深遠なのに軽快で、
ゾクゾクするのに
どこか懐かしさを感じるような読後感があるのですよ。
ぜし!ぱ・ら・い・そ・さ・・