Q-Tip@Shibuya O-EAST

uizcatchthebeat2009-02-10



アルバム良かったよ、
でも熱いライブが見たいよね、
って言ってた件
まさかこんなに早く
実現するとは。
でもって、
予想以上の素晴らしさ。
パワフルなのは
ATCQでもサマソニでも確認済みだったが
ソロでのフルライブがあんなに凄いことになるとは。


ギター、ベース、ドラム、キーボードに
ここで見られると思わなんだDJ Statik Selektah!
Hip Hopをバンドで、
て試みは既に珍しくは無いけど
ネタ感が強かったり
音像的に凝ってたりすると
生の再現が安っぽくなりがちだが
そこは軽々クリア。


エネルギッシュさ、音楽的なオモロさ(生MPC!)、ユーモア、
クールネス、メッセージ、コミュニケーション。
Hip Hopのスバラシさ、
Hip Hopでしか表現し得ないことを
改めて体感させてもらった貴重な夜でしたよ。
D.O.の件でモヤモヤして腐ってた気持ちにも
整理がついたり。


途中、MCで
「子どもを抱いてる女性はいいけど、
それ以外に2階で座って見てるようなヤツは出てけ!w」て
煽る場面があったが。
多くのアーティストblogが単なる賞賛記事だった中、
BOSE
「自分とあんまり変わらない年齢のQ-TIPのパフォーマンスを
二階席から悠々観ている自分を『まんが道』の満賀みたいに、恥じた」って
書いてて改めて好感。
今回のQが素晴らしかったのは
懐古ライブなんかぢゃなく
今なお進化してる現在を見せてくれたってことだろう。
日本でもまだまだやれることがある、
クォリティの低いことやってらんね、と思わせるものだったんぢゃないか。


MUROにいきなり7inchコレクションを見せ付けるとかさ、
オトナゲないwとも言えるが
それくらい純粋な音楽馬鹿なわけで
こーゆーとこも微笑ましいとともに
同じ馬鹿なら負けてらんねえ、と思うヒトが多いといいな。


他にも「リリースが遅れちゃったのは
レコード会社がラジオでかかるの作れって言うから・・
ラジオラジオラジオ。やれやれ。」てMCもあったが
そこで我を貫き通し
セールスも一定の結果を出し
遂には極東の我らにも感動を与えた凄さ。




セトリ。
1.Shaka
2.Verses From The Abstract
3.Feva
4.God Lives Through
5.Move
6.Let's Ride
7.We Fight/We Love
8.Sucka Nigga
9.You
10.Mt.Airy Groove(Cover of Pieces of a Dream)
11.Dance On Glass
12.Find A Way
13.Bonita Applebum
14.Electric Relaxation〜Scenario
15.Check The Rhime
16.Getting Up
17.Vivrant Thing
18.Award Tour
19.Life Is Better




終曲、"Life Is Better"は
Hip Hopへの愛に満ちた曲だが
これを客席内に飛び込んで一緒に歌わせたQ-Tip
ラストのヴァース、
"Where my nigga Dilla at?
And When you look into my eyes it makes all these feelings rise
Makes my space better place can't you see it in my face?


奇しくも今日はJ-Dillaの命日。


"Life is better now that
Since I found you"
OK、オレも心からそう思うよ。




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