10年後

uizcatchthebeat2008-07-24



Cyndi Lauperトリビュート、
であるます。
カヴァものは
ヴォーカリスト
トラックメイカー、
各人の解釈の妙が
垣間見える、
元素材があって
さてそこからどうするかが
委ねられてるわけで、
共通のお題の大喜利
「ごちゃごちゃ言わんと誰が一番上手いのか決めたらええんや!」的
ガチ勝負を味わえるて意味で大変楽しい。


んで、コレ。
Cyndiの長いキャリア中、
2曲2組がカブるてどーゆーことよ?
てか10曲3000円は高くね?
とも思うが。
一歩間違えば
カラオケ企画にもなりかねない場合もあるが
今回は結構みなさん熱のこもった仕上がりで
意外と悪態つけないから困る。
普段単体だと手が出ないアーティストを聞く機会にもなるし
現役一線の日本のフィメールヴォーカリストコンピとしても
優れてると言えましょう。
ポップスカヴァアーバニストぶりが徹底してる土岐麻子
Cyndiの大きな魅力であったフリーキーな異形ぶりを唯一表現した北出奈々、
意外に歌うまい(失礼)のねと確認したBENNIE K with Yukie、
音の鳴りが一番現行のHip Hop/R&Bぽいと思ったら
やぱMixがD.O.I.だったTommy february6


オレ的な関心はTiny Voiceの手によるSoweluとDOUBLEにあったわけだが。
BPMアゲめでKUROのラップもいれ
ハネた感じのSoweluは悪くないが
同じ"Time After Time"が
男性で唯一参加のハナレグミCharaで素晴らしい仕上がりになってるため
少々分が悪い。
DOUBLEによる"True Colors"は原曲に忠実、
ポップスの歴史に残るクラッシクを
丁寧に繊細にカヴァ。
まあDOUBLEについては
もう皆さんオレが何を言っても贔屓の引き倒しにしか聞こえないかもだろが
イイものはイイんだよ馬鹿。
同曲を元ちとせがやってるが
こちらはいつもの元節。
忠実で元の歌世界に没入した解釈と
個性を出して別物にする解釈、
それぞれとして成り立ってるのでOKかと。


この手は権利の関係で数年経つと廃盤になっちゃうこともあるし、
Cyndi好き、各アーティスト好き、フィメールヴォーカル好きは
入手してみても損は無いんでなかろうか。
そういや、数年前Janetの日本人カバーの企画が
アーティスト名まで公表されながら
流れちゃったことあったなあ。
アレは何があったんだろねえ。
島谷許したくせになあw


あ、今日の更新タイトルは、
たぶん10年後とかに
"Tribute to DOUBLE"のアルバムが
出ているに違いない、
いやそうあるベキ!と思ってな。
予言。

We Love Cyndi-Tribute to Cyndi Lauper-

We Love Cyndi-Tribute to Cyndi Lauper-