どっこい生きてる

uizcatchthebeat2006-08-20

Biggest Camp中止問題その後。
19日にはMASエンターテイメントから
以下のコメントが。
『興行主であり、スポンサーであった
「ミュージックギルド
(株式会社ギルドネクスト)」が
本公演から撤退した結果、
コンサートの運営が大変厳しい状況となり、
やむを得ず公演を中止させて頂く事となりました』


シロートの単純な疑問だが、
「興行主であり、スポンサー」てのはどーゆー意味?
興行に際して自社からも一次的に持ち出しをするてことかな?
その上で売り上げからの差額を得る、と。


ギルドネクストは、
東北方面のプロモーターで、
関東のフリップサイドらと共に合資してる
BET-TALISの一角でもある、と。
今回のような金の捻出の仕方が一般的なことなのかどうかはシラネど、
公演一週間前に降りて、
それが一般にも名指しで知られるところとなる、てのは
やはり不自然。


チケットの売り上げが厳しいのは
各プレイガイドのスタンド席の余り具合で明白だったし、
8月に入って急に発表されたダンサーの参加と
出演者へのチケットノルマの存在
(自主公演やクラブイベントならまだしも、
メジャー契約アーティストのフェスでノルマて!)から、
ヤヴァめな雰囲気はあったわけだが。


ジャニとかのよーにガッチガチでファンクラブが存在してるとか、
バックに拝んじゃう団体がいらさるwwwとかの、
どんな公演でもディフォルトでチケがさばける体制が作れてる
アーティストはともかく、
それ以外の公演てのは集客が読みづらく
博打的要素があるんだろうとは思う。
でもそんなのってシロートが邪推するまでもなく、
企業運営上の想定範囲ぢゃねーのかと。
成功もあれば失敗もあるのが興行ぢゃないのですか。ですかったら。


とはいえ、
けして大会社とは思えない地方の一プロモーターが
赤字抱える(ナンボほどだかにもよるが)ことになっても構わない、
社員の給料がカットになろうがなんだろが
お客様のために死んでも公演をやりやがれ、
とは言いにくい面もある罠。


ゲストにはAIが出るとか、
海外ゲストも呼ぶとかの噂もあったけど、
それも含め
宣伝がともかく下手だったことは確か。
さんぴんから10年、とゆー意識は
本当に一部のコア層にしか届いてないんだろうな、とゆー思いや
10年経ってもメディアや企業との折り合いは
そんなに上手になってないんだなあ、とゆー歯がゆさや。
個人的には
中心で頑張ってたQの思いが報われなかったことが
気の毒でならない。
同情するなんて言わないが、
受け手として
"変わってねえ むしろデカくなってる"て
武道館で聞きたかったのはOREだけぢゃない刃頭(´з`)


タダなら集まる、とは言いたかないが
今年もそれなりに盛況だったBBPでも相談したのだろか、
こんな報が届きました。


■緊急サミット■
2006.8.24(THU)@代官山UNIT
OPEN16:00 START17:00 CLOSE22:00予定
入場料FREE!!
◆LIVE◆
KAMINARI-KAZOKU./BOY-KEN/DELI/妄走族
MSC/SPACE BRiGHT SPECIAL/Full Of Harmony
SOFFet/エイジアエンジニア/走馬党/ラッパ我リヤand more.



http://www.unit-tokyo.com/


武道館をやるはずだった時間に
タダでイベントをやる!と。
チケは払い戻ししたけど、
その日の有休や宿代や飛行機のチケ代はどーしてくれんのよ!とゆー方には
大いなる救済かと。
Hip Hop界の、
こーゆー心意気とか絆とかに俺は心底ヤラれるわけだけど、
一方で
こーゆー人の良さとかインディペンデント魂が
「イイ話だねぇ〜」とゆー物語で内閉してしまって、
より大きな舞台で正当に評価されてない現状は
きちんと見つめていかないといけないな、と。
PC前のおまいらも、
出来上がちゃって
いいようにコントロールされてるものなんかより
オサーンとしては、正直、まだこんなもんなのかよぉおお、とも思うが)の
このHip Hopとゆー発展途上な文化に
参加したりサポートしてみたらいいんぢゃないかな。
10年後はドームで会おうぢゃねの!