じゃぽねすめんたりてぃ


「会議室」で師匠がジブさんのドラマ出演を、
「本人も照れてたよ」とかつって
だぶに必死にエクスキューズしてる図が
何か微笑ましい、そんな皆様こんばんわ。
どこのインタビュウか忘れたが、
「俺らみたいのが売れないってことに(会社側&世間が)気付いちゃった」て
最近ZEEBRA自らが言ってたのが印象的だったのな。
ここで言ってる「俺ら」がどの範囲を指すのかは議論のあるとこだろけど、
やっぱり売れるのはいつの時代でも
明るくて親しみやすい青春or恋愛ソングの類いであって、
それ以外はストリートだろがオルタナだろが
Thuggishだろがウェッサイだろがアングラだろが
狭いマーケットのパイを分け合ってるに過ぎない現実。


USのHip Hopを日本人が我がモノにしよーとゆー試みを
83年以降と仮定してもそれから20年以上。
メジャー・フォース vs B-Fresh、fileの勃興と一時衰退、
マス対コア(「J-Rapとの戦争」!)、さんぴん vs LB・・・まああれやこれや。
特に94年のDA.YO.NE.とブギーバック/95年の悪名、
そして96年の「土砂降りの野音」。
つまり90年代半ばに日本のHip Hopに関心を持った世代、
(20才前後だとしたら今30才前後)に向けられた
この曲に、果たして当の世代は耳を傾けてるのだろか、とゆー疑問。
俺はもう一世代上でどっちかつったらAKIRA氏やYUTAKA氏に近いけども、
それでもその時期には興奮させられたし、
少なくとも2000年くらいまでは
そこで形成されたシーンらしきもの、
が拡がってく快感を感じてたんですけどね、と。


今や「Hip Hop好き」は、和モノに限ってもあまりにも多様杉て、
ひとくくりの価値観で語るようなものでは無くなっちゃった罠。
成熟てよりも拡散、タコツボ化でしょ。
良い悪いは、各々が決めること。
俺自身、和モノにもまだオモロイとかろうじて思えるものがあるし、
日本のHip Hopの行方は生暖かく見守り続けるのだろな。
20年聞いてきちゃった者の落とし前、でありやす。