Namie Amuro BEST FICTION TOUR@代々木第一体育館(additional show)

uizcatchthebeat2009-05-03



(5月25日に追記)


文字通り
呆然としつつ
2日の記事をアップしてる
正にその最中。
トランジスタ、じゃないけれど、
ラジオでは
タマフル中。
しまおと師匠がいつもの平和なボンクラ話。
そのコーナー終わりに空気が変わる。
「ちょっとここで臨時ニュースが入るみたいなんですが。
これ、あれですか?あ、僕が読むんだ。
はい、じゃあ臨時ニュースを読ませていただきます。


・・・・参ったなあ・・・これ、俺が読むのかよ、くそっ」
えー、ここでニュース速報です」




ニュース事体は
これより先にネットに流れていて
俺はそれで知ったわけだが
このタイムラグ、
橋本Pはじめスタッフが
宇多丸に伝えるべきか、
読ませるべきか、を判断するのに
要した時間なのだろうな、と想像しながら
雨上がり35を聴く。







今回ほど、「人の死」を巡って
ひとりひとり、
それぞれの「思いの形」が異なるってことを
深く考えさせられたことがなく、
それはこうして追記してる今も続いてるのだけど。
友人とも連絡取る前だったし
自分以外の「清志郎を失ったことの思い」を耳にしたのは
このタマフル最後の15分余りが
スタートだったわけだ。




記事に「ヒッピー〜」を張ったあとは
曲も聞く気にならず
何をするでもないが
何となく寝付けない。
少し酒を飲んで無理やりベッドへ。




明けて夕方からは
安室の追加公演。
2月に続いて2度目の鑑賞。
前回はご好意によりスタンド前方で横から見させていただき
花道に近いような好位置だったのだが
正面からステージやスクリーン全景を見たい、
"WILD/Dr."のパフォーマンスを見たい、という気持ちがあり
アリーナで見ることにしていた。
連れは昨夜のショックを気にかけてくれたが
確かにポワーンとしてるものの
この日は今から振り返れば
それほど動揺していなかったんだな。
直後よりも後からじわじわ来たんだ。


内容は2月までの内容そのままに、
上記2曲が"Say the Word"と"White Light"の間に追加されるという構成。
他曲を削らず激しい2曲が増量された、という
脅威のヴァイタリティ。
"Dr."ではPVがそのままスクリーンに流される。





PVはいろんな受け止め方が可能だろうけど、
俺は
「安室を思わせるヒロインが
Dr.の指示のもと
時空を超えて現世を救おうとするが
微妙に間に合わない、
その代わりに少女と接触することで
未来を託す希望が示唆される」
と、勝手に受け取った。
ひたむきなパフォーマンスと共に
ひとつのハイライトになっていたと思う。


4日間あった代々木の追加、
28日、29日は
DVDのシューティングがあったそうだが
本人がBlogで語ったところでは
風邪を引いてしまって
納得のいかないものになってしまったそう。


長期のツアーで出来不出来があるのは
寧ろ当然だが
それを正直に発言することのデメリットもある。
入手難なチケットを取って
二度とない「その一夜」を楽しみにしてるファンにとっては
複雑に違いない。
それを明かしてもなお前進しようとする
この人の真摯な態度というのは
信頼に足る。


「安室ちゃん」というパブリックイメージからすると
なかなか見えにくいし
逆にその永遠のアイドル性も驚異的だけれど
この人は我々が思うより
ずっとクレヴァーで
セルフコントロールに秀でた
稀代のプロフェッショナル・エンターテイナーなのだ、と思う。
3月にSTYともそんな話をしてたっけ。




そんなことを感じながら
会場を後にし、連れと別れ一息ついたところで。
またじわじわと清志郎のことを考え始めてしまった。
情けない話、
どうにもこうにも人恋しくなり
飲む相手を探してメールをしまくったり。
ここで謝っとこう、
この日、突然メールした皆さん、申し訳ない。




てな感じで
行きつ戻りつ
日々の泡だち、について埋めていきます。