Lord Finesse Live Band with Very Special Guest Big Daddy Kane@Billboard Live Tokyo

uizcatchthebeat2009-03-07



最近はリアルタイム更新が
ほとんど出来ないねー。
今回も3日経ってから。
もっと遡って埋めたい話も
残ってるしなあ。
なかなか気が乗らない。
辞める気もないんだけど。
時間と意欲がリンクするタイミングで、って感じかな。


あと、脊髄反射したい話題もあるけど
少し時間経ってから語りたいこともあるぢゃん。
Chris Brown最低!とか言ってるそばから
Rihannaとヨリ戻してますよとかさ。
D.O.の件にしろ
Teriyaki Beefの件にしろ
推移とか
その後の影響とか含めて考えてみたいことが多い。


まあアトダシジャンケンて言えばそれまでなんだけどさ。




さてこの日。
オレは18時のほう。
いろんなとこで言われつくされてるように
複数回来日済のFinesseより
初来日BDKに事前の期待が高く
結果パフォーマンスとしても派手でカッコ良かったケインが
持ってっちゃった。
Finesseの内容はけして悪くなかったんだけど。
こんときにもバンド!未だにカッケー!と、取り上げたけど
こんなに早いタイミングで来日が実現するとはねえ。
最近の呼び屋はHip Hopファンの中の、
30代以上の年長組wが比較的金を落とすことに気付いたんだかw
いちいちツボに入る企画を立てやがる。
あと、呼び屋で発言権、決定権を持つ世代が
だんだんと年が近くなってるのかもな。


マボロシのバンドライブ考も、現役の声としてなかなか興味深く。
で、Q-Tipに比べると
この二人の代表曲、キャリアのピーク自体が
80年代後半から90年代半ばまでってこともあり、
その時代のド太いビートやストレートなネタ使いが
シンプルなバンド編曲でも十分活きる例かな、と。
Roy Ayres節も出たたけど
Finesseなんかもっとジャズ寄りなバンドとジャムでも良いのかなとか。


さて、肥えたとはいえw
ダディケン、今でもあれだけカコイイのに、
自身のアルバムリリースが10年も無い、てのは
どう考えれば良いのかなあ。
確かに商業的成功からは遠ざかったが
2000年代に入ってからの2枚のシングル








が、抜群に良かったときは
このままフルアルバムで大復活!と願ったものだが。
公式で披露されてる未発表曲
たぶんこの頃のデモなのかな。


Hip Hop史上の評価は1st,2ndに集中してるし
今回のライブでもそれは顕著。
あの頃のケインは男女共に(ココ大事)
本当に人気があった。
ほんとにぃ?ていうワカモノは
"Wrath of Kane"のライブヴァージョンでの
女子の異常な熱狂振りをお聞きあれ。
日本での人気も相当高かった。
ダンサーは皆好んで使ってたし
MCはファーストラッピンや上手いライミングに影響されたし。
Mister Ceeの功績も含め
ケインがいなけりゃBiggieもいないわけで。
"The Symphony"のPVとかね、
ケインだけ勿体つけた登場で既に別格感がある。

西部劇ロケにスケジュールが合わなかっただけかもだけどw


懐メロでちょいとYENを稼ぎに来たよ、てレベルぢゃない、
09年に客をぶちのめすライブする40代とか玉乱ですよ。
3rd以降のセルアウト批判ですら過去の一頁、
USでのpropsも落ちてない
(Hip Hop Honors2005でのtributeも最高)

わけで、
ともかくずーーっと現役で在り続けて欲しいねえ。


Very Best of Big Daddy Kane (Ocrd)

Very Best of Big Daddy Kane (Ocrd)